天狗がこの葉っぱの形のうちわを持ってますねえ。案の定「テングノハウチワ」という異名があるそうです。一振りでよろず全てのものを吹き飛ばすという神通力を持つ天狗のウチワもいいですけどね。おなごの身としましては、孔雀の羽をこの形に束ねた、大きな大きなウチワがあるでしょ?あれを、ターバンをした見目麗しい少年に持たせてゆー―っくりあおがせて、おのれは籐椅子に寝そべってマンゴーやアボカドなんかをアンニューイに口にする生活がしとうございましたね。
ま、3日で飽きるでしょうけど。ナマケモノなのに貧乏性。矛盾しとる。
ヤツデの乾燥した葉を煮出した「ヤツデ風呂」はリュウマチの薬なのですと。リュウマチはたいへんな病気です。痛みのひどさ。思うように体が動かせなくなる辛さ。「アンニューイな羽ウチワ生活」に身分不相応な憧れを燃やすより、今体が思うように動く幸運を最大限に生かさねば。―――と、頭では理解しているのですがね・・・。