「ノースポール(北極)」の名を持つクリサンセマムです。真冬でもマーガレットに似た可憐な花を次から次へとつけて、たいへん重宝します。
「北極」といえば、故・植村直己氏の「北極圏1万2千km」とか「グリーンランド」とかを踏破した探検記を読むのが大好きでした。極端な寒がりで高所恐怖症のくせに。人はえてして自分に無いものを求めてしまうものさ・・・・・ふっ。
エスキモーのイヌイットが、アザラシの肉を生でしかも腐りかけで食べるのを真似するところとか(口に肉をくわえてナイフで切って食べるんだよ。すげえー―)ね。腐りかけのほうが味がしておいしいそうな。しかも赤肉だけだとパサパサして味も素っ気も無いが、濃厚なアザラシの油を乗せて食べると食べやすくなるとか。ほえええ。
でも一理あるな。豚肉なんかもおいしいのは断然油たっぷりのバラ肉だもんな、うんうん、とかうなずきながら読んだものでした。
トナカイの背中に寄生する虫の幼虫を、手で押し出して口に放り込むところとか(蜂の子みたいな味だそうな)、凄い話満載。・・・・ってまた食べ物の話だけ印象に残ってるのかよ。
あ、あとそりを牽く犬達の話とかね。淡々と朴訥に事実だけを記述してるのに、ドラマッチック。やっぱり凄い探検家でしたね―――。