アオキの実

Nec_0010_8 アオキの実がなってます。

アオキは「青木」で、葉も青いが枝も青い。常緑で木全体が真っ青な上に、冬場に真っ赤な実がなるのでたいそう色合いが美しいです。その美しさを買われて普通のアオキも斑入りアオキも、よく玄関口に植えてありますね。

江戸時代にやってきたヨオロッパ人(ドイツ人のケンペル)は、あまりに美しいその色合いに感動して国許へ持って帰って植えたそうな。でもさっぱり実がならなかったそうな。なんなればそれは全部雌木で、雄木が無かったからなんだそうな。くうううッ。「知らん」ということは時にたいそう罪作りなことでありますな。日本の金木犀が雄木しかないのもたいへんかわいそうですが、ヨオロッパのアオキが雌木しかなかったのもかわいそう(わたくしは男子校・女子校断固反対論者)。

明治になってさらにヨオロッパ人(イギリス人のフォーチュン)が、アオキの雌木を探しにやってきて持ち帰り、百数十年後にやっとヨオロッパのアオキに実がなったそうな!!

良かった良かった(涙)。

葉をヤケド・凍傷・はれものの薬に使います・

奈良の吉野洞川の歴史ある胃腸薬「陀羅尼助(ダラニスケ)」には薬の色付けに葉のエキスが使われております。そういやあれ、青々としてるもんな。

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