カラスムギなんであります。
飼料用かなにかで輸入されてきたのが野生化したんじゃなかったかな?でも、ここらあたりうろ覚えです。これもまた道端に畑の土手に河原に、ありとあらゆるところで今頃穂をだしています。
この花穂を包む茎ごと引っこ抜いて、根元側の空洞の部分を3cmから5cmぐらいの長さに折り取ります。その片側を軽くつぶして、口にくわえて吹くと「ピ――プ――」と音がします。これが麦笛です。ナノハナのエントリーで山村慕鳥の「風景」の詩の中に「かすかなるむぎぶえ」という連があるのですが、必ずこの音を思い出します。
田舎の子供は春になると、茅花(ツバナ)を咥えて「甘い甘い」と喜んだり、カラスムギで麦笛を作って吹いたり、レンゲやクローバーで花冠、草イチゴを集めて食べまくり、まったく退屈はしなかったなあ。