カタツムリとナメクジの違いは、「家持ち」か「裸一貫」かの違いで、かなりの近縁種なわけであります。どっちも同じように作物を喰ってしまうし。
シロウト観察でもカタツムリとナメクジは結構きっちり棲み分けをしているようで、「家持ち」のぶんカタツムリは乾燥環境に強く、反してナメクジはよりじめじめした場所を占拠しております。近縁種でありながらカタツムリは(比較的)愛されることが多いのに、ナメクジは忌み嫌われる(とくにわたくしなぞに)傾向があるのは、このナメクジの下水、ドブ確率が高いことに起因しておるのではないか?と思いますね。
それと、カタツムリは触ろうと思えば殻をつかめばそれほど違和感ないでしょ?ところがナメクジはあのぬめぬめした粘膜がダイレクトに触れてくる。うっかりお風呂におでばいしてきたナメクジを踏んづけたりした日にゃああああ!わたくし「ひいいいいいい(涙)!!」などと絹を裂くような悲鳴をあげましてよ。また古い家のお風呂はよく配水管を伝ってやってくるのです。
まあ、個人的にはカタツムリもそれほど愛らしいとは思えません。おフランスの方のように食ってしまうなどもってのほか。―――――って、大好物のミル貝とかバイ貝とかと仲間なんだよな。「陸棲か海棲かってだけで差別すんなよ!」だよな。他人の食い物の趣味を非難しちゃイカンよ。向こうから見りゃタコ食ったりナマコ食ったりするほうが「どうかと思うよシュビシュバブ―――」(当方フランス語不如意のためあくまでイメージ)かもしれませぬな。