葛の葉

Nec_0004_13 鹿児島では、はや日中の最高気温が25℃を越える夏日になってきています。

雨は降るし日は照るし温度は高いしで、草がもう元気づく元気づく。ヤギさんや鶏さんが食べるところはともかく、人間が手を入れるべき畑のど真ん中も日々草が成長しているのを見て「とりあえず明日、明日は草取るぞ」と見なかったふりしたりなんかして・・・・・

でも、見なかったふりしても草は生えるのであります。

葛はいったん根付くとまさしく「葛地獄」とでもいいたくなるような一面の葛野になってしまいます。他の植物のすべてを覆い尽くし滅ぼし尽くす恐ろしい蔓草です。ほんとうに強い!

「いっそかくありたし」と思うほどです。

京都にいた頃「葛野」という地名があり、また阿倍清明の母が葛の葉という狐だったという伝承もあり、「なんだ、『花の都』つうてもちょっと市街をはずれりゃ荒れ野原だったとじゃなあ」と思った次第でした。葛とはそれほど荒れ野に生える植物です。

でも、その根は良質の葛でんぷんになり、蔓の繊維は籠や衣類に使われ、花も薬に(二日酔いに効くそうな)、全草は牛馬の飼料に、昔から使われてきました(また牛馬ヤギがこれを大好きなんだわ)。たいそう役に立つ植物ではあります。

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