量と、時間と、温度。センスのよいレシピといい材料を使って、これらを厳密に守れば、おいしいものは確実に作れます。
でも料理の材料のほとんどは植物性や動物性のもの。生体材料なので、いったん熱を加えたり水に溶かしたりすると、もう元に戻すことができない。ほとんど全てが不可逆反応。つまり失敗すると取り返しがつかないのです。量を手順を処理を間違えないためには、レシピの内容を正確に理解していなくてはなりません。
だからちゃんとレシピを整理して、頭に入りやすいようにしておくことはとても大事。ある程度食いしん坊さんなら自慢のレシピの一冊や二冊、必ず手元にあることでしょう。わたくしも食い意地に任せて「あ、これもいいな、これも作りたいや。」などと溜めに溜めたレシピの山があります。でも、山を山のままにしておくと箪笥の肥やしの着物と一緒、モノの役に立ちません。肉もの、魚もの、洋物、中華、和食、お菓子・・・・・・・整理して重複を除いて体系的に見やすいようにしなくちゃ、と思い立ち、整理中です。
するとね、出てくるんだよ。次々に。「あ、これも食べたい。作ってみなくちゃ。お、これならすぐ材料が揃うぞ。」
一日24時間じゃ足りないよ。