トウガンは「冬の瓜」と書きます。表皮に傷をつけなければ、文字通り冬の今時分ぐらいまで変わりなく持つのでつけられた名前です。
鹿児島など夏場にじゃんじゃん大きなトウガンが成るので、お仏壇に馬鹿でかいトウガンが秋冬までご鎮座ましましているおうちは多いです。
うちも、去年なったトウガン、しかも植えたわけでなく捨てた種から自然に生えてきたやつを仏壇にお供えしておりました。
1月末のある夜、肺炎になりかけて熱があった父が夜中にトイレに行こうとしてよろけ、仏壇のほうにすごい勢いで倒れかかりました。もし床の間の柱や角に頭をぶつけていたら、かなり危ない勢いでした。そこになんということでしょう!お供えしてあったトウガンがあったのです!
父の頭はトウガンにぶつかり、トウガンは真っ二つに割れましたが父の頭は無事でした。
あれか?やはり仏様にはきちんとお供えすべし、ってことか。
真っ二つに割れたトウガンには、よくよく御礼申し上げ、今年の夏もじゃんじゃん蔓を延ばして実をつけてくださるように、畑の隅のよく肥えていそうなところに置きました。