毎日かあさん-出戻り編ー

Nec_0003_2 「20年間

うそ話ばかり

作ってきたのに

私は

この日のために

自分の子供に

するウソを

用意してない。」

もう、ここで涙が噴き出ます。「毎日かあさん・出戻り編」(既刊4巻・西原理恵子著・毎日新聞社)

今年の3月20日、元だんなさんの鴨志田穣氏が42歳の若さで癌で亡くなり、その枕元で泣き続ける西原氏。彼女を見守る子供たち。

「泣いて腹がふくれるかあ!笑え~~~!!」とは、彼女の大傑作「ぼくんち」の中の名言ですが、その彼女が涙を止められない。

「子供達が最初にしてくれたことは

私を笑わすことだった。」

「神さま

私に

子供を

ありがとう。」

彼女のマンガはすごくおもしろくて笑えるのに、油断すると胸が痛くて息ができなくなるような悲しみが笑いの下から顔を出すのです。

「鳥頭紀行シリーズ」で鴨志田氏と出会ってからの、壮絶なる結婚生活。それを知るファンもそうでないファンも涙なくしては読めない一冊です。決して「お涙頂戴」が目的ではないのに。悲しみに打ちのめされます。

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