うちから車で3分、歩いても15分ぐらいに薬効あらかたな温泉があります。古くてぼろくてサウナも露天風呂も何も無いのですが、その泉質だけで根強い固定客がいて成り立っているのです。(その固定客の一人がわたくしですが)
今日、肩こりと腰痛予防に入浴に行ったら、まだ半年ぐらいの赤ちゃん連れの若いお母さんが入っていました。加治木町からうわさを聞いてやってきたそうです。赤ちゃんがアトピーなのです。
「お薬を二ヶ月ぐらい飲ませてたら、薬が切れたときのリバウンドがすごくて・・・・・・・怖くなったんです。それで、ここの温泉のうわさを聞きつけて・・・・・・・」
「すごいんです!!一回入っただけで、ただれが消えちゃいました!」
「温泉水も持って帰って、脱脂綿に含ませてただれが出たところに塗るんです。それでぴかぴかに」
「加治木からちょっと遠いけれど、効き目があるから・・・・・・」
・・・・・・・・ううううん。そうだったのか。ここの温泉にはそんな効き目があったのか。確かに古ぼけた温泉効能表には「皮膚のただれ、湿疹」もあげてあるけれど。自分自身もここに入った後はお肌がつやぴかになるような気がしてたけれど。そうだったのか。
アトピー最近多いよなあ。お薬とか注射とかできるだけ使いたくないだろうし、ましてや赤ちゃんだったら親御さんは心痛むよなあ。
その場にいた年配の御婦人とわたくし(場末の湯なのでこれだけしか客がおらんのです)、「よかったね」「よかったね」と口々に赤ちゃんの手を握りながら言ったのでありました。