タイトルもどこの国の話だったかすらも忘れたんですが・・・・・・・子供のころに読んだ話。
「賢い娘がおりました。殿様だか王様だかの三つの無理難題をクリアーして、ご褒美をもらうんだったか、セクハラじみた求愛を退けるんだったか。」という、典型的な昔話のパターンなんですが、その三つの無理難題の中に「灰で縄をなえ」ってのがあったんですよ。
灰は触るだけで儚く崩れるでしょ。そんなもので縄をなえるはずがない。「どうするんだろ?この子」とわくわくしながらページを繰りましたね。
答えは「縄を燃やして灰にする。」
おおおおお~~!!
確かに、藁縄は燃やしてしまえばそのままの形で灰が残る。これを「灰でなった縄でございます。」と殿様だか王様だかに、崩さないようにそおーっと運んで献上すればいい。発想の転換が鮮やかで、子供心にうなりましたですよ。
技術ってのは、そういうものかもしれん。料理とか大工仕事とか、身近な仕事の中にも、そういう「えッ?そうやってこうなるの?」という垢抜けた知恵や技術はたくさんありますですよ。
それをたくさんストックして、垢抜けた仕事ができるようになりたいっす。まだまだぜんぜんできてないっすけど。