モモ、象さんにおびえる

Nec_0001_16 さて、もうすぐ二歳の甥っ子はいろいろなグッズとともに里帰りしているわけですが、その中に「歯磨きを躾るための指人形グッズ」があるのであります。

それはブルーのえらくゴツイ歯並びをした象さんと、バナナと歯ブラシがセットになっていて幼児に「歯磨きの重要性をわかりやすく説明できる」作りになっております。

それで伯母としては歯磨きをいやがる甥っ子に、指人形劇場を繰り広げておりましたのです。

「ハ――イ♪ぼく象さん!ぼくも~ハミガキ嫌いなんだけど~でも~バナナ食べちゃったから~~ハミガキしちゃうよ~♪上の歯から~ゴシゴシゴシ~♪」

などと声のトーンを2オクターブほど上げて、語りをやっておりました。

すると、隣の部屋で見ておったモモ(紀州犬雑種・5歳・女の子)が突如「わんわんわんわああん!」と大興奮。

「どうした?どうしたモモ?」と平常の声に帰り、右手には歯並びのいい象さん人形をつけたまま、モモの様子を見にいきました。するとモモがなんとこのわたくしにおびえるではありませんか。

いや、正確にはどうもわたくしの右手が怖いらしい。そう、モモはブルーの象さん人形が怖いらしいのです。

モモには悪いけれど、ちょっとおもしろいのでその象さん人形でモモを追いかけてみました。案の定、モモは逃げ惑い、テーブルの下に隠れました。ごめんねモモ。写真まで撮っちゃって。しかも公開したりなんかして。

モモにしてみれば、常日頃見慣れたわたくしの右手が、いきなり宇宙人か何かに乗っ取られ、それに操られて人格まで変わったように思ったんですかね?モモが言葉を使うならば説明してくれるのでしょうけれどね。

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