葛籠はいずこ

Nec_0059_2今年もアオツヅラフジの実がなっておるんであります。

アオツヅラフジは「青葛籠藤」で、要するに葛籠(ツヅラ)をこれで編んでおったわけですよ・・・・・って久しくツヅラを見ません。舌切り雀のお話の中ぐらいにしか出てこなくなりました。「欲深ばあさんは雀のお宿からしめしめと大きい葛籠を持って帰りました。家で開けてびっくら仰天!葛籠の中から百足や蛇や蜂などのたくさんの毒虫があふれでました・・・・・」というやつ。当時はごくごく一般的な家庭道具だったんでしょうな。そらそうだ。アオツヅラフジなんてそこらの山にわんさか生えているもの。籠編みの技術さえあればタダでどんどん作ることができたんでしょう。

今ツヅラに近いものは100円ショップにありますね。材質はコーンやヤシや籐やいろいろですが、おそらくインドネシアやベトナムなんかの東南アジアから二束三文で買い叩いてきたであろう籠製品の数々。無造作に山積みしてあります。

「籠を編む」作業はかなりの熟練と手間がかかる仕事で、ちょっとしたゴミ箱を編むのもそうそう簡単にはできるもんじゃないです。山積みにされている籠も全部とても綺麗に仕上げてあります。かなり神経を使った手仕事です。

むこうは日本以上にこの手の蔓草が繁茂しているでしょうから、材料はタダみたいなものでしょうが・・・・・なんだかね。そんなふうにあちらさんの人や自然を浪費して大丈夫かよ。気がつかないうちに「欲深ばあさんの強欲」やってるんじゃないか?「あるもの全てを根こそぎするとロクなことが無い」という教えだぞあれは。

祟りがくるぞ。

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