どっちを見ても夏は瓜だらけ。瓜というのはどうにも南方の匂いがします。東南アジアとかインドとかあるいは中央アジアやアフリカの灼熱の砂漠とか。どこかそこらあたりから伝来したものばかりだし。
だからこそ瓜は夏のもの。温度が高くて雨が降らないとよく育ちません。いまや一年中ハウスものが出回るご時勢ですが、やはり「アチ~アチ~よ~」とうだる夏にかぶりついてこそ瓜類はおいしいのです。
ここ最近の雨と温度の高さで、胡瓜も南瓜も西瓜も糸瓜も苦瓜も冬瓜も、一気に大きくなっています。ありがたいことよのう。
そういえばもうすぐ七夕。「七夕と瓜と龍」ってのはものすごく縁が深いんだよな。乾く夏でも果実の中に水気を湛えた瓜類。昔の人はその中に宇宙を見たそうな。瓜の中には天の川。
壮大な話じゃのう。