飼料高騰

Nec_0078 うちみたいに極々小規模で、鶏にもヤギにも麦糠を使っているようなところでも、今年はじめに¥325だった麦糠一俵が¥358になったりするとたいへん困るわけです。

これが「鶏ン万羽」の大規模養鶏場や「牛ン千頭」の大規模牧場だったら、この飼料高騰は経営の根幹を揺るがす大事件でしょう。「たまご元気」という鶏に使う配合飼料が、今年に入ってから¥1150から¥1450となんと¥300前後の値上げになっています。うーーーーむ。これはタマランだろうな。

配合飼料に使うトウモロコシも大豆も小麦も燕麦もすべて国際価格が高騰しているのだから、こりゃ仕様がありますまい。ご存知のようにこれらは「バイオエタノールの原料に使われておるから高騰している」そうですが、その影に先物取引の価格操作かなにかが暗躍しておるとの説もあり、まあ、素人にはそこらの詳しい事情はわかりません。

ただ言えることは「人間の食料となるトウモロコシ、小麦、大豆等のみをあえて家畜に与えて、換金性の高い動物性蛋白と油脂にして市場に出す」という「アメリカ的近代畜産」が一般的になったのは、ほんのここ3、40年ぐらいの話らしいです。日本だって東京オリンピック前は牛には草ばっか喰わせていたし、豚には残飯、鶏には糠を喰わせていたわけで。というか毎日の食卓は青魚が主で、肉はそうそう毎食食べてなかったんだよな。だからそういう「金のかかってない畜産」でも十分日本の食卓を潤すには間に合っておったわけです。

穀物価格も、もう下がることはないでしょう。ということは飼料価格も上がる一方。そうなったときに日本人の食事はどう変わるのでありましょうか?

いや、かえってその方が健康にもいいかも?とか思ったり。

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