椿屋敷のお客様

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2006年3月 6日 (月)

お宮さん

Nec_0032_9 歩いて1分のお宮さんであります。

鳥居と小さなお堂があるだけ、社務所もおみくじもないお宮さんですが、かなり大きい杉の木立があり、県でも1,2を争う大きさというムクノキもあります。ここは確かに鎮守の杜なのです。

特定の宗教の信者ではありませんが(葬式は西本願寺)、「八百万の神」はいると思っているので、毎朝のモモの散歩の途中に必ず寄って拍手を打って参拝します。やっぱ、できるだけツキが廻ってきてほしいもんな。

というより「柏手を打つ」という行為を「美しい」と感じているのですよ。朝早いお宮さんは静かで、「パン!パン!」という音が木立に良く響きのです。その響きが一種独特の清浄さを持っているように自分の中の「やまとごころ」が感じてしまうのですな。音が響く瞬間何もかもを忘れてしまうのです。一瞬でリセットされる心。薬もカウンセラーもいらんコストゼロの手法が、たまらん性におうとるのです。

・・・・・、と、実は最近境内の杉の落ち葉が掃き清められ、箒目が立っていることが多かったのです。7時には行くので、「誰がやっているんだろう・・・?」と謎だったのですが、今日30分早めに行ったらご近所のご婦人が帽子にマスクと割烹着で、持参の箒と熊手で黙々と掃いてらっしゃいました。――――――

「おはようございます」と挨拶すると照れたように会釈され、かき集めた杉の葉をお堂の後ろに固めてすぐ傍のおうちに入っていかれました。

おおお、美しい―――!!

ちゅうか、杉の葉が気になっとったんなら自分でやっとけや。反省。

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