Divide and rule
Divide and rule(分割統治)ははるか昔のローマ時代から権力者が使っている手なんであります。
「支配下に置いた国の民が連帯して刃向かわないように、分断し格差をつけて民同士がいがみ合うように仕向ける。さすれば統治する権力は無傷安泰。」
ヨーロッパ系ってのは年季が入っているだけ、これがお上手。有名なのは大英帝国華やかなりし頃のインド経営ですね。
インドにもともとあったカーストや多種の宗教を利用していがみ合わせ、たいへん巧みに植民地統治しました。そのときのいがみ合いが21世紀になっても引き継がれ、爆弾や暗殺のテロが収まることがないのです。
なんだか、福島第一原発の後始末で、「被災地住民と瓦礫を強制受け入れさせられる自治体住民の感情的もつれ」と聞くたび「分割統治」と言う言葉を思い出します。農業、漁業生産者と消費者の間の放射能食品汚染問題もそうですね。
悪いのは東電と国じゃん。なんで被害者同士がいがみあうの?
ほんと、権力者ってのはこの手が好きなんだなあ。自分は手を汚さないですむから楽ってか。
TPP問題にしたってそう。
なんで農業VS製造業なの?どうして大手新聞とかTVとかそういう方向にミスリードしようとするの?
本質は「アメリカに狙われた日本の金融と医療」。
ネットではもうずっと前から言われ続けている。いや、同じNHKでもラジオの早朝番組は(ラジオ体操のあとです)、いれかわりたちかわり「TPPは天下の愚策」とする学者の解説特集を、ほぼ毎日のようにやっている。
これ、どういうこと?
「早朝のラジオなんか聴取率も低いから空き放題にやったれ」ってこと?なんかむちゃくちゃおもしろいんですけど。
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