椿屋敷のお客様

民俗・年中行事 Feed

2011年6月 6日 (月)

鎌踊りとせっぺとべ

Dvc00147 昨日は日置八幡のお田植え祭り。勇壮な鎌踊りと泥田で酔っ払いが踊りまくるせっぺとべが有名です。

小学校に入学したばかりの甥っ子が、初めて鎌踊りを踊る、 というんで、土砂降りの雨の中を見に行きました。

この時期で「お田植え祭り」雨が降るのは珍しくありません。でもよく降った。

鎌踊りはとてもかっこいい、藍がすりに襷がけ尻はしょりに脚絆わらじの衣装です。でも大雨でみんな雨合羽。せっかくの衣装が・・・・・・・

ま、甥っ子はかっこよかったけどね(オババカ)。

町内の部落からそれぞれ踊り連が参加します。神事なので八幡社の社の正面、左翼、右翼で奉納。そのさらに横の神田では、大人の酔っ払いたちが白装束でせっぺとべのお田植え神事。

大入りの見物客でごった返す境内。こりゃ盛況だわ。

子供の頃の記憶より、むちゃくちゃ盛況なお祭りになっていました。神社の裏の運動公園内に出店とイベント広場ができてたりして。

去年は口蹄疫で中止だったこの神事。よかったよ、今年はできて。

今年もおいしいお米がたくさんできますように。Dvc00146

2011年1月 1日 (土)

雪の中であけましておめでとうございます

Dvc00071 2011年、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

って、南国鹿児島が12月30日と大晦日からたいへんな大雪で、今朝など30cmも屋根に積もっておりましたですよ。大雪地帯の方々からすれば、雪ともいえないかわいい量でしょうが、寒さに弱いわたくしには、たまらんです。

猫は室内におりますが、ヤギ、犬、鶏は外なので、一大決心して完全防備でお外に出てお世話いたしました。長靴を履いても長靴の上から雪が入り込んでくる。「つめてーーーー!!」

思わず悲鳴を上げてしまいます。

午後になって弱いながらも日が差してきたら、屋根から雪が「どーん!どーん!」と滑り落ちる音がします。にゃあああ、たまらん。怖いよう。

福島や鳥取といった本来の豪雪地帯でも、国道で車が何百台も立ち往生しているとか。うわあああ、たいへんだ。みなさん、どうぞご無事で雪の中を抜けられますように。

2010年6月11日 (金)

恐怖は日常の中にある

100611 「恐ろしいもの」って日常に近ければ近いほど恐ろしいですわな。

たとえばヨーロッパ圏の「死神」。大鎌持ってマントで中身は骸骨、青ざめた馬(pale horse)に乗っている。そんなのが現代日本に居たらイカレポンチと思われるか、TVか映画のロケと思われるか、なんかのパフォーマンスと思われるか、いずれにしても恐怖とは程遠いシロモノですわな。

あれは2千年近い牧畜文化の歴史があり、キリスト教の素養がある土壌でしか、恐怖を共有できるものではありません。

キリスト教の影響はもちろん大きいけれど、一番は牧畜文化。牛、豚、羊を飼い、それを養うためにどこにでも嫌というほど大鎌が常備され、ちょっとやそっとの雨でもマントを着て草刈作業する習慣がある場所でこそ、恐ろしい。つまり「あのファッションを日常的に誰もがしてる」ゆえに「あのファッションには匿名性がある」事こそが、死神の恐ろしさなのです。

「どっかで見たような人だなあ、誰だったっけ?」とマントに近づいてよくよく見れば中身は骸骨だった・・・・・・・ひええええええッ!!!

ってことです。

今の日本だったら「雨合羽にゴム長靴、フードを深く被って顔は見えないがどこかで見たような人物が、うちの畑や家の周りをうろうろしている。おや?手には鎌?・・・・・・・・・・血まみれ・・・・・・・・・?!」

こういうのが一番怖いなあ。現実と地続きでしょ?「いかにもありそうなシーン」なんだもん。ありそうなのにそこから現実が裂けて地獄が口を開けそうな綻び。・・・・・・・・・・おお~~~~コワッ!!!

思うんだけれど、長いヨーロッパ中世の村社会で「大鎌による殺人」なんて数え切れないほどあったんじゃないの?それの積み重なった記憶が、死神のルックスと属性に集約されてんじゃないのかなあ?

2010年4月 1日 (木)

怖くないのか怖いのか

100401 犬散歩仲間のI田さんが亡くなって初七日が過ぎました。今でも信じられません。お通夜に行ってお棺の中に横たわるお姿を拝見していると言うのにです。

他の犬散歩仲間の方々も「信じられない!!あんなにお元気だったのに・・・・・・・・気さくないい方だったのに・・・・・・・・。」異口同音におっしゃいます。そうです。ほんとうにお元気な、いい方だったのです。

朝晩、モモとアンズとご近所の権ちゃんの散歩をしていると、ひょいっとI田さんが向こうからレンくんを連れてウンコ袋を持って歩いてきそうな気がします。「アンちゃん~~~モモちゃん~~~」と呼びかけながら。うちのワンコたちもかわいがってもらっていたのです。

ホラーだと、だいたいひょっこり会ってしまうものですが・・・・・・どうでしょ?I田さんだったら怖くないような気がします。いつもどおりにご挨拶して、モモもアンズも吼えることなく撫でてもらって、いつもどおりに別れてから「あ、そういえば」と振り返ったらもう姿が見えない、とか。

でも、そういういい人は幽霊にならないな。この世に未練や恨みつらみが無さそうだもん。というか「幽霊を見る」ってのは見る側の心に見えるんであって、あくまで生きてる側の問題だもんな。「I田さんは化けて出ない人」と自分が思っている以上、会うことは無いでしょう。

2010年2月19日 (金)

確定申告

Dvc00315 そして、確定申告も終わったです。

ぬわッはははははッ!!

去年あれだけ大騒ぎした電子Taxでしたが、今年は住基カードはあるし、カードリーダーはあるし、自宅のパソコンからできるってのは、まあ楽でした。国税庁のわっかりづれーフォーマットは相変わらずで、一年ぶりにそれを解読するのに時間がかかりましたですがね。

「免許更新」(これは何年か間隔があくけれど)と「確定申告」。誕生日が3月12日なので、それまでになんとしても済ましておきたい春の(気が重い)イベントなんでございます。

今年はもう終わった!!

あとは文字通りの春が来るのを待つばかりなり。

2010年2月18日 (木)

免許更新

Dvc00314 ぬわはッぬわははははははッ!!

MY春の二大行事、気の重いことこの上ない免許更新と確定申告、どちらも今日終わったぞ~~~!!

免許は一応「優良ドライバー」なので5年に一度なんだけど、鹿児島市内のドライバーはみんな「交通教育センター」に行かなくちゃならないんで、すんごくめんどくさいの。「交通教育センター」は鹿児島市の南の端で、うちは北の端。ンモーーーーー。

まあ、この次も5年後だし。次の5年も違反を取られないようにするぞーー!!

免許証の写真はセンターで撮られて、そのまま5年間身分証明書代わりに使われちゃうでしょ。変な写真だと見るのも嫌なのに、たいがい変な写真なんだよね。でもなんか今度の写真は、5年前の写真より若く写ってたんで、ちょっとご機嫌♪

2009年10月27日 (火)

忘年会会場当番

Dvc00254 町内会の班長から電話が。

「今年の町内会忘年会の会場はお宅さんですよ。順番ですから。」

ガーーーーーーーン!!!

うちのご町内はいまどき各家持ち回りで町内会をやってます。そしてたまたま忘年会の12月会がうちの当番に当たったのです。

どうしよ!どうしよ!

今パニックです。お片づけをせねば。襖と障子を張り替えねば。30人からの人が来るなら根太を補強しなければ畳が床ごと落ちてしまう。父にやってもらわねば。

12月20日まであと二ヶ月足らず。計画的に一つ一つ掃除しなければ間に合いません。これも「うちを綺麗にしろ」という思し召しでしょう。

とりあえずガラス拭きのスポンジとゴムエッジで家中のガラスを拭きました。吹き終わると透き通って光が通り、たいへんに気持ちがよろしい。

そう、大掃除はしなくちゃならいんだもんな。明日は窓枠と桟を拭いてカーテンを取り付けることにしよう。

2009年10月 3日 (土)

お月夜

Dvc00236_3 あたしゃ「『アポロ11号の月面着陸』はひょっとしたらハリウッドの特撮映像じゃねえのか?」と、疑っています。「月の石」はアリゾナかどっかに落ちた隕石かなにかでさ。

なにはともあれ「月は眺めるもんで行くもんじゃないだろ」と思ってます。月世界旅行のチケットやらが手に入ったとしても、行く気はまったくないです。そんな金と暇があったら、イタリアか中国へ食い倒れ旅行に行きます。かの国でお腹いっぱい食べて寝転んで月を見る。そうでなくとも国内、いや近所の温泉の露天風呂で湯煙にけぶる月を見る。月との関わりはそれでよし、です。

今宵の月も最高です。ススキを庭から取ってきて飾りました。

2009年9月22日 (火)

千歳飴

Dvc00216 時期的に早い七五三だったので、照国神社の千歳飴は間に合いませんでした。

それで東京の妹がネットで探した京都の千歳飴を買ってきました。

さすが、京都。こういうのはとりどり揃えてござるのね。

あとで甥っ子たちに分けてもらいましたが、何十年ぶりに食べたことでしょう?結構いける味がします。

2009年9月21日 (月)

七五三

Dvc00215 甥っ子たちが5歳と3歳。ちと早いですが鹿児島の一の宮、照国神社で七五三のご祈祷をしてもらいました。

貸衣装で子供用の羽織はかまを借りてきて、踊りの師匠の母と、お茶の裏千家の免状を持っている妹(二番目)と、わたくしで、よってたかって子供たちとお母さん(三番目)に、照国神社のご祈祷控え室で着付けをしたのです。

3歳の羽織はありませんが、5歳の羽織は背中に鷹をしょっていて、なかなかのかっこよさ。

こんなちっこっくても、日本の男に羽織はかまが似合います。