椿屋敷のお客様

樹木 Feed

2011年5月 2日 (月)

八十八夜

Dvc00130 今年も、はや、夏も近づく八十八夜ですわ。

月日は百代の過客にして光陰矢のごとし。昔の人はようゆうたもんだ。

うちの茶の木もぴかぴか黄緑色のおいしそうな新葉がでてます。ああ、摘み取って上手に釜煎りしたらどれほどうまかろうかよ

このうちのもともとの持ち主だった祖母は、元気だった頃毎年のように茶摘をして自分で煎っていた。何という贅沢!!

「わたしもやりたい」と思いながら、今年も八十八夜が来てしまった。とりあえず今年は昔の竈跡の周辺を片付ける。まあ、少しづつ、少しづつ慎重に事を進めねばな。うちの敷地内にある伸びに伸びきった茶の木の剪定もせねばならん。

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去年の今頃よりもう少し後、「全国山羊ネットワーク」という団体から「HP管理人になってください」という依頼を受けました。

それからすでに一年近く。

「とりかからねば、とりかからねば・・・・・・・」と思っている間に月日が過ぎてしまったのですよ。

「さすがにやばい・・・・・」とぐうたらなわたくしも危機感を覚え始め、ついに!!!

「全国山羊ネットワークHP」を立ち上げることができました!!!!

こちらです。http://www5.synapse.ne.jp/japangoat/

どうぞ、ごらんになってください。

ふーーーーーーーー

もう、何度「いっそ、ケツまくって逃げようかよ」と思ったことか。

はあーーーーー、なんとかかんとか立ち上げることができてよかった。

公のHPだし、どんどん更新せねば。

みなさま、どうぞ、こちらのサイトもよろしくお願いいたします。

2011年2月16日 (水)

マテバシイ

Dvc00108 シイタケのホダ木にマテバシイを使ってます。

一番いいのはクヌギなんですが、マテバシイでも可なんです。

植木屋だった父が30年前、国策で「都市緑化」が叫ばれていた頃に種から育てたマテバシイが畑に植えっぱなしになっていて、ジャングルのようになっておったのです。はっきり言って持て余しておった。

それが、30年後こうして役に立つ。何がいつどう役に立つか、ほんとうにわからんのう。

ただ、30年物の木なので直径30cm~40cmの丸太もあり、運ぶのもたいへん。妹と父はこれをチェンソーで倒して玉切りしております。大変な作業です。

ようやるわ。尊敬するぞ。

2010年8月10日 (火)

ガットサイドS

Dvc00393 殺虫剤も除草剤も使ってないのですが、このガットサイドSだけは使ってます。木の幹に塗って鉄砲虫の侵入を防ぐ薬です。

鉄砲虫が入るとあっという間に木が枯れたり、風で折れたりするので・・・・・・・・って、今年はまだ塗ってません。早く塗らなくちゃ!!ホントは梅雨に入る前に塗るのが理想なのに!!!

昨日、柚子とカボスの木のそばを、カミキリムシ(鉄砲虫の親)がうろうろしてるのを見かけました。あぶない~~!!

でも晴れてないと効き目が薄れるのだ。ここしばらくは台風の影響で雨っぽい日が続きそうなのだ。ああ~~。入るな鉄砲虫。ちゅうか、もっと早くちゃんとしとけって。

2010年5月10日 (月)

森林組合にお願い

100510 うちから一時間ほどの山の中に、母方の祖父が買ったヒノキの山があります。水がとてもきれいなところで、持ち山の中に小川があってとてもいいところです。

しかし、どうしても手が回らず、伐採ができずにヒノキが混みこみになっていました。これではいかん。ヒノキがダメになるし地盤が弱くなってしまう。

おかげさまで、最近山の間伐に補助金が出るようになりましたので、森林組合にお願いすることにしました。今日、組合の方と山に登って境界線を確認して目印のおリボンをつけてきました。

五月か六月には間伐が入るそうです。間伐の手間賃と運び賃は間伐材のお値段で相殺されます。おおおお、いいシステムじゃのう。

気になって気になってしょうがなかったんです。だって、もう50年ものにもなろうとするヒノキの木だよ。大事にしたいじゃん。

それが一つ片付いて、安心しました。今後は五年ごとに、手を入れてくれるそうです。ますます、安心。

2010年5月 9日 (日)

新茶の季節

100509 新茶の季節なんであります。

うちはシラス台地の上にあって、事あるごとに霧が出て茶の育成にたいへんいいらしいです。雲南とかアッサムとかもそうらしいですね。

なので、昔からどこの畑もお茶を作っていて、畑と畑の境にもお茶の木が植わっているぐらいです。GW中に八十八夜があったんですが、だいたいの畑で茶摘やってました。朝までわんわんとヤンかぶって(伸び放題に)いたお茶の木が、夕方見ると丸坊主になってたり。摘んだお茶は集めて工場で煎じてもらうか、自宅で煎じるかするのです。

などと、人事みたいに言ってる場合ではない。うちにも祖父母が植えた大きい茶の木が何本も生えているのに・・・・・・・・・・ああああ、このままではまた新茶の季節を手をこまねいたまま見送ってしまう・・・・・・・もったいない、もったいない、あの新芽・・・・・・・・

2009年11月27日 (金)

モミジ

Dvc00272 顎を腫らして「うんうん」言ってたら、いつの間にかモミジが紅葉してました。

早!

いや、紅葉していい時期か。

「あたしはどうあれ世界は回る、季節はめぐる」ってやつか。

すばらしい。

2009年9月28日 (月)

伐採

Dvc00219 うちの庭と畑の藪になっているところをチェンソーで伐採しています。

木が立て込んで生えていて、上にカズラが巻きついたりして、風も雨も振り込まないようなところはスズメバチが巣を作るのだと、身をもって実感してしまったからです

木を払って平地にしたら、うちの敷地全体をワイヤーメッシュで囲い、ヤギを放し飼いにします。

生草食べ放題でヤギ大喜び。草は生えなくなってわたくしも大喜び。

2009年9月17日 (木)

カイヅカイブキで¥5000!!

Dvc00214 今時分になると植木屋のKさんが、うちのカイヅカイブキの生垣を剪定に来られます。そして¥5000を払ってくださるのです!!

要するに秋の彼岸の墓花用のカイヅカの枝を採りにこられるのですが、いまどきうちの生垣みたいに4mクラスのカイヅカが何本も、ってのは珍しいのですと。

祖父がここの家を建てたときに植えた生垣なので、40年ぐらいはたってるはずです。

その間ときどき下生えを草刈機で払ったり、最近だとヤギを繋いで草を食べさせたりしてるぐらいで、これといって面倒を見てるわけではありません。

Kさんいわく「カズラを絡ませないでくださいね。そしたら値打ちがなくなります。カズラが絡んでないからお金を払うんですよ。」とのこと。気をつけます。

うちとしてはほとんど不労所得で¥5000、なおかつ生垣の形を整えてもらう、というたいへんありがたいお話なのです。生垣ある限りそうあって欲しいので、カズラをまめに取り払います。

20年前に亡くなった祖父のおかげ、なので、そのお金で仏壇とお墓の花を買ってきました。もうすぐ秋の彼岸です。

2009年7月 9日 (木)

木を食べる

090709 ヤギは『山の羊』と書くぐらいですから、実は草より木のほうが好きらしいです。木の葉を大喜びで食べます。

鹿児島の夏は過酷な夏、椎や樫やコナラやタブやそのほかの広葉樹の雑木が、そらそらもうたいへんな勢いで大きくなります。ほっておくとあっという間に家や畑が木に埋もれてしまうほどです。ホントに一夏で真っ暗になってしまいます。

なのでご近所中が今、敷地内の剪定をやってます。そのたび栗だの椎だのの枝をもらって帰ります。そしてそのままヤギたちへ。

ヤギたち大喜び。ご近所大喜び、わたくしも大喜び。

2009年6月 4日 (木)

荒地の合歓の木

Dvc00098 ご近所の耕作放棄地に草刈機を入れて、思う存分刈った草をヤギたちにあげておるわけです。

その中でも最も広い荒れた畑のど真ん中に、合歓の木が生えています。たぶん樹齢10年ぐらいはいってるんじゃないか?

それまで丈の高い草に埋もれてたので、こんな合歓の木がここに生えていることに気がつきませんでした。「草刈機を回していたら忽然と姿を現した」そんな感じです。

んな馬鹿なことがあるはずも無く、この木はかなり前からここに生えていたはずなんですが・・・・・・・・人間の感覚とはおかしなものです。

「見えているはずなのに見えていない、見ていない。」こういうことは案外と多いもの。ある日突然、ふとした弾みに認識する。そういう驚きは喜びだったりショックだったりします。

合歓の木は大好きなのでとてもうれしい。これは切り倒さんでおこう。