椿屋敷のお客様

動物ー犬 Feed

2013年4月 3日 (水)

へたばっている間に


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一年ちょっと、へたばってブログをお休みしておりました。

その間もうちの動物たちは元気です。

犬のモモは13歳です。かなりのおばあちゃんになりました。少し前、食欲がなくなりましたが、病院に行ってお薬を飲んだらまた元気になりました。

 

(ワンコは保険が利かないのでちょっと出費)

 

アンズは4歳、もう元気いっぱいのお年頃。

ヤギたちが出ないように家の周りを1.5m柵で囲ったので、夜はワンコたちも柵の中で放しています。

これがうれしくてうれしくてしょうがないらしいです。

家の周りをすごい勢いでぐるぐる走り回っています。

そして、おばあちゃんのモモに「遊んで、遊んで、遊んで~~!!」とちょっかいをだして、「しょうがなかねえ、よっこらしょ・・・・・」って感じのモモに相手をしてもらい・・・・・・

まあ、それは、うれしいわなあ、楽しいわなあ。

あんたにそれほど喜んでもらって、わたしも根性だして柵を作った甲斐があったというものよ。

鶏たちも柵の中。ワンコたちがパトロールしてくれるので、タヌキ、イタチの被害はここ一年ゼロ。

彼女たちがいれば泥棒も強盗も入らんでしょ。

犬って、ほんとうに、ありがたいよなあ。

2011年6月 7日 (火)

鶏番犬

Dvc00143 うちの犬になったからには働いてもらいます。

具体的には、鶏番犬、ヤギ番犬、防犯番犬、などの仕事があります。

しかし、アンズ(雑種・2歳・雌)は、どうにも腹持ちが悪いらしく、ずっと「お腹が空いた~お腹が空いた~」といい続け、今年に入ってから鶏二羽とひよこ一羽を噛んでしまったのです!!

守るべき鶏を噛んでしまってはお話になりません。叱ったら自分でも「悪いことをした・・・・」といのはわかっているらしく、耳を伏せ目を伏せ挙句の果てにはひっくり返ってお腹を見せて反省はするのですが。

「どうしたものか・・・・。」

思い至りました。どうにもこうにもお腹が減って、ついつい目の前をうろうろする鶏に手が出てしまうようなのです。これは、虫です。きっとお腹に虫がいて栄養を盗られているのです。そういえば彼女の体重の割にはたくさんご飯をあげているのに、一向に太る気配がない。

動物病院で検便してもらいました。

やはりいました。犬釣虫!!

憎っくきなり!!憎っきは寄生虫なり!!!

虫下しをモモ(雑種・11歳・雌)の分までいただいて、2週間にわたって飲ませました。

効果覿面。

アンズは嘘のように落ち着き、鶏や雛が目の前をうろうろしても知らん顔。夜には囲いの中に放しておけば、鶏が盗られないように番をしてくれました!!!

やったーーーー!!ここに、モモに続く鶏番犬の誕生なり。

それにしても、早く気がついてやればよかったね。さぞかし、お腹が空いてたんだろうな。これから年一回は必ず検便するからね。

2010年12月31日 (金)

かさじぞう

Dvc00070 「権ちゃん行方不明事件」が雪が積もる前に解決し、「よかったよかった、めでたしめでたし」と涙ぐむIさんと喜び合ったのが昨晩。

「いつもいつもほんとうにありがとう!!これを食べてね。」と、Iさんが包みを下さったのでありがたくいただいて帰ったんであります。

開けてびっくり玉手箱!!

鮎の塩焼き、ボローニャソーセージ、肩ロースハム、さつま揚げ1p、牛肉うどん2食分、その上農協の商品券まで入ってました!!!

「これだけで正月を迎えられる」豪勢さです。ありがたや、ありがたや。

妹に話したら「春ちゃんとこにかさじぞうが来たんじゃん。」と思わず膝を叩くナイス・コメント。(うちのかさじぞうたちはワンコの顔をしていますが。)

そうか・・・・・・こういうことか。

「贈与と返礼のシステムは人間社会の基本である。」って、これだよね。「贈与する人間には返礼が与えられる。さかんに贈与と返礼をする人間がその集団のホット・スポットとなり、『集団にとって必要不可欠の人間』として、多数の人間から『長寿と健康』を祈ってもらえるようになる。それが『予祝』である」という内容を、内田先生が仰ってますが、まさしく。

鹿児島ってのは、まだまだ古い共同体の名残が残っているところで、内田先生の理論が、こうやってダイレクトに実証されるんです。なんかね、そういうところもね、好きなんだよなあ鹿児島。

今年もブログに来てくださってありがとうございました。

もうすぐ、2010年も過ぎていくけれども、2011年もみなさまにとっていい年でありますように。

2010年12月30日 (木)

権ちゃんを迎えに行く

Dvc00069 鹿児島西警察署に柴犬の権ちゃんを迎えに行きました。

権ちゃんはご近所のIさんの飼い犬です。Iさんの脚が悪くなって散歩できなくなったので、いつもうちのモモやアンズと一緒にお散歩する仲です。今日の朝も近所を一緒に一巡りしてました。

権ちゃんをIさんちに返してすぐに「雷がすごくて権ちゃんが怖がるから、庭からテラスに移そうとしたら音に驚いて逃げだしちゃたの」と電話がかかってきました。朝の10時ぐらいでしたか。

そして夕方の5時。また電話がかかってきて「西警察署で保護されているみたいだから、迎えに行ってください。」というご依頼。

なにせ、鹿児島地方は何年に一度という強力な寒気団がせまり、だんだん雨が霙になってきてる状態。早く権ちゃんを連れて帰ってこないと、明日もあさっても雪で山を下りられなくなる可能性が大です。

大急ぎで霙降る中を西警察署に向かいました。

たどり着いたら警察署の中は歳末警戒でテンヤワンヤです。「犬引取りの代理人です。」と名乗り、警察署の外に置いてある犬専用ケージを見てみたら確かに権ちゃん。わたくしの顔を見て「ワワワワワン!!!」と吼えます。

「Iさんの代理人である」と「拾得物引取り証」に署名捺印して(これが結構手間がかかりました)、権ちゃんを引き取って帰りました。

心配で落ち着かなかったIさん、権ちゃんの顔を見たら大喜び。涙ぐみながら「ありがとう、ありがとう」と繰り返してくださいました。

その顔を見れただけでも、よかったな。

2010年8月15日 (日)

権ちゃんのお留守番

Dvc00397 柴犬権ちゃんの飼い主Iさんが、二日間の目の手術入院から帰ってきました。手術は痛みも無く終わり、狭くなっていた視界がぐっと拡がったそうです。

権ちゃんはうちの犬たちと朝晩の散歩を一緒にしています。Iさんの脚が悪くなって散歩中に転ぶ危険性があるからです。まあ、二頭散歩するのも三頭散歩するのも一緒だし、権ちゃんはかわいいし、で、喜んでやっているのですが。

Iさんが入院中、権ちゃんはお留守番。朝晩のお散歩をして、お水とご飯をあげました

それだけのことですが、Iさんには「ほんとうに助かりましたよーーー。」とお礼をいただいて恐縮。介護サービスには「ペットの世話」というのは全く含まれていないもんな。「犬や猫が生きがい」という高齢者はとても多いけれど、公のサービスではそこまでフォローできないわな。

「自分が年をとったり弱ったりしたときに、ワンコのちょっとした世話をしてくれる人がいたらいいな。」と思うので、はじめたことなのです。喜んでもらえると、これまたなんともうれしいわな。

2010年7月10日 (土)

豚の骨

Dvc00378 「豚の雑骨・10kg・¥1500」というのを手に入れるルートができまして。

今、うちのワンコのごはんに、必ず豚骨をつけてます。すごくうれしいらしいです。そして体にいいらしい。

モモ(紀州犬雑種・10歳・雌)もアンズ(雑種・1歳・雌)も、とても元気。

マンガの犬がいつも骨齧っているはずだわ。

2010年7月 2日 (金)

阿鼻叫喚

Dvc00372 ついさっき、うちの真上で雷が鳴りまくってました。

ワンコたちのところに行って見たら案の定阿鼻叫喚の大騒ぎ。ワンコってどうしてこうも雷に弱いかねえ?耳がよすぎるんだろうねえ。

きっとこの世の終わりが来たと思っているんだろう。黙示録のラッパかよ。

仔犬の頃、そんなに雷に怯えなかったアンズ(雑種・一歳・雌)が、最近パニくります。どうした?大人になってこの世の恐ろしさを知ったのかい?

モモ姐さん(紀州犬雑種・10歳・雌)が、身の世もあらず怯えるのを見て恐怖が伝染したのではないか、とも思うんですが。人が怖がるとこっちまで怖くなってくるもんねえ。

ここでも文化の継承がなされているわけやね。

2010年6月17日 (木)

一安心

Dvc00361 実はモモ(紀州犬雑種・雌・10歳)が、4月の血液検診の結果が悪かったんです。肝臓の数値が軒並み高かった。

その日の朝、初めてまったくご飯に口をつけなかったんです。びっくりしました。何があってもご飯を食べる子だったので。ちょうどフィラリア検診のために血液検査の値引きサービスだったので、そのまま病院に連れて行き、検査を受けさせました。

先生いわく、「去年の値よりかなり悪いです。体重もかなり減っています。一ヶ月間肝臓のお薬を飲ませてみてください。その上で再検査してみましょう。」

「場合によっては肝臓に腫瘍ができているかもしれません。」

ガーーーーーーン!!それって癌かもしれないってこと?

「わかりました!!頑張って一ヶ月お薬を飲ませ続けます!!(お財布にはかなり痛いけれど)」

モモはこの山の中でともに戦い続けてきた同志です。タヌキと戦い、キツネと戦い、イタチと戦い、ヘビと戦い、鼻の頭には大タヌキと戦った証の傷跡が残ってます。まだまだ後継犬のアンズに仕込んでおいて欲しいことがいっぱいあります。

じりじりと焼けるような思いで、モモに薬を飲ませ続け、一ヶ月が過ぎました。昨日、病院に連れて行って再検査を受けさせました。

結果は・・・・・・・・・

「モモちゃん、元通りの値になりましたね。大丈夫でしょう。」

はーーーーーーあああ。よかった。

まあ、こないだは1m20cmクラスのアオダイショウを退治してたしな。瀕死ってことはなかろう。というかかなり調子がいいんじゃね?とは思ってましたが、お墨付きがでると安心です。

油断は禁物。これからもモモにできうる限り長生きしてもらうよう、細心の注意を払っていかねば。

2010年6月 4日 (金)

蛇退治伝授

100604 モモ(紀州犬雑種・10歳・雌)は昔から蛇という蛇が大嫌い。どうもマムシに噛まれたことがあるらしいのです。

いつでもどこでも地面をにょろにょろと這う姿を見かけたら、それがマムシであろうとアオダイショウであろうとシマヘビであろうとジムグリであろうと、必ず殺します。

鎌首の背後から噛み付き、高速で振り回して遠心力で蛇の体を引きちぎる、という彼女独特の蛇退治です。(いや、他の犬が蛇退治をするところを見たことがありませんので、彼女だけの技なのかどうかわからないのですが。)

先日、門柱の下に体長1m20cmのアオダイショウが潜んでました。モモとアンズ(雑種犬・1歳・雌)は朝のお散歩に出かけるところでしたが、もうお散歩どころではありません。

にょろにょろにょろ~とのたくるアオダイショウに「にっくき奴め!!」とばかりに遠心力攻撃を仕掛けるモモ。対してアンズは蛇そのものを見たのが初めてらしく「きょとん」としてます。モモが日頃のお人(犬)好しそうな顔をかなぐり捨てて悪鬼のごとき形相になっているのを見て「じゃ、あたしも・・・・」とばかり無防備に蛇の前から近寄ろうとしたそのときです。

「ワン!!!」

と鋭い一声、モモがアンズを叱りました。「前から近寄るんじゃない!!危ない!!!」と警告したのです。

うわああああ、すごいな。カッコいいぞモモ。

今、大人の犬から子供の犬への文化の伝承を目の当たりにしてしまった。こうやって、技術は伝わっていくのね。

それから10分ぐらいモモはアオダイショウを振り続け、さしものアオダイショウも弱ってきて初めて、アンズにも噛み付かせました。不器用にアンズもアオダイショウを振り回します。

あんたも蛇退治の技術を身につけたんだなあ。次に蛇に遭ったとき、きっとその技術が生きるよね。

2010年5月11日 (火)

年に一度のおつとめの日

100511 今日はワンコたちの、年に一度のおつとめの日。狂犬病の予防接種が近くのお宮さんであるのです。

いつも散歩で見かける、あちらのワンコこちらのワンコが、10:25から10:45の間お宮さんに集まってきて、次々と注射を受けていきます

うちのモモとアンズ、それから一緒に散歩してるご近所のゴンタ、三頭を引き連れていざ注射。

飼い主が言うのもなんですが、三頭ともごくおとなしくおりこうさんなので、あっという間に「ちくッ、ちくッ、ちくッ」と注射は終わり。あっけないほどです。これで今年のおつとめはおしまい。一頭につき¥3000なり。

済票をもらって、首輪につけてやって、さあ、これで安心だ。