椿屋敷のお客様

動物ー犬 Feed

2010年4月19日 (月)

明るくなったよ

100419 鹿児島では五月になったら犬にフィラリア予防薬を飲まさねばなりません。蚊が出て来るんだよ~~。

その前に「犬の健康診断割引フェア」をしてくれる動物病院さんは多く、うちのかかりつけ病院からも「健康診断割引フェアお知らせはがき」が来ました。そのはがきを握り締めて、モモ(雑種雌・10歳)とアンズ(雑種雌・1歳)を車に乗せて連れて行きましたよ。

モモは採血して血液検査、アンズは体重測定をしてもらいました。

去年、動物管理センターからもらってきたばかりのアンズの健康診断と予防接種もここでしてもらいました。そのときのアンズは人間を警戒して人見知りが激しく、すぐにソファの下に潜り込んで出てこなくなってしまったのです。そのときの印象が強烈だったらしく、先生も受付のお姉さんたちも「アンズちゃん、あんなに人見知りだったのに!!」と、とても驚いてました。

それほどアンズの愛嬌ふりまきかたは凄かった。病院中の人たちにいちいちご挨拶してまわり、尻尾を振りまくり。

どこで性格変わっちゃったんだろうねえ。ちょっと「あ、この人自分のことが好きだな。」と彼女なりの判断をすると、すぐひっくり返って腹をみせるんです。プライドもへったくれもありません。

もちろんそういうワンコは愛されるから、かわいがってもらえて得だとは思うんだけれど、「何もそんなに誰にでも愛想ふりまかんでも・・・・・」節操の無さに飼い主としては少しだけ複雑です。

体重は8.5kg、あんまり増えてませんでした。あんなに食べるのにねえ~~~。

2010年2月25日 (木)

モモは10歳

100225 モモ(紀州犬雑種・雌)は1月で10歳になりました。犬としちゃあ、だんだんいい年になりつつあります。真っ黒だった鼻の頭が、ちょっと茶色っぽくなってきました。

若い頃にはそれなりにやんちゃな子だったのに、最近落ち着いてきて、「ああ、大人になったんだなあ。」と。犬を飼ってらっしゃる方はご存知でしょうが、犬ってのはある程度の人間の言葉がわかります。モモとはもう10年の付き合いになりますから、かなりこちらの言葉がわかってくれます。同時にモモが何を言いたいかもわかるような気がします。

「モモ」と呼べばすぐに走ってくるし、「待て」と言えば待っててくれるし、別に「待て」と言わなくても自主的にこっちの準備が整うまで待っててくれたり。リードが絡みそうになるとすぐに察して回ったり。もう、ものすごーーーく手になじんで使い勝手のいい道具みたいな。ほんと、他のもので替えがきくもんではありません。

まだまだ元気です。とにかく長く生きて欲しいです。

2010年2月23日 (火)

もうすぐ1歳

100223 アンズのお誕生日は2月25日。もうすぐ1歳になります。

5月25日に動物管理局からうちにやってきて9ヶ月。ンもう~~かわいくてかわいくてしょうがないです。ちょっとお馬鹿なんですけど、そこがまた。

通いつけの動物病院の先生に、「見てくれじゃないよね~アンズちゃんはかわいい性格だよね~」などと、言われちょります。「見てくれじゃない」って(笑)。お年頃の女の子なのに。

「この人は犬好きだ」と判断したら大喜び。あっという間にじゃれつき、大興奮。もう少し落ち着いて欲しいものですが、まだ子供だもんなァ。

危険な仔犬の時期を病気もなくクリアー。できるだけ元気で長生きしてよ~。

2009年12月16日 (水)

柴犬権太

Dvc00280 柴犬の権ちゃんは、ご近所のIさんの飼い犬です。雄、五歳。愛嬌のあるふくふくした顔と、コロンとした胴に短い脚の、たいへんかわいいおっさん犬です。

Iさんは昨年だんなさんを亡くし、ご自分も足が弱って権ちゃんの引き綱をもてなくなってきたのです。

うちのモモとアンズを散歩するとき、必ずIさんの家の前を通ります。たまたまIさんとでくわしてその話になり「よござんす。どうせうちのモモとアンズの散歩を、毎日朝夕やってるんですから。ついでに権ちゃんも連れてきましょう。」と胸を叩いてしまいました

こういう話って多いんだろうな。ご近所も高齢化が進み、よく「犬に引っ張られて誰々さんが足を骨折した。」という噂も聞きます。でもねえ、山の中だから用心のために番犬は欲しいし、なによりワンコの愛らしい忠誠心は自分の心の安定のためにも必要なんですよ。

権ちゃんもワンコとしてはまだまだ男盛り、長生きして欲しいしね。お散歩ぐらいなら連れて行くよ。

何日かのお散歩ですっかり覚えてくれて、モモ、アンズ、わたくしがIさんちの門にきたら大喜びで「わん、わん」とお出迎え。かわいいぞ。

2009年12月 3日 (木)

アンズの横顔

Dvc00277 アンズ、自分のために小屋を作ってもらえたのがうれしくてしょうがないらしく、今まで以上に甘えてきます。

わたくしの顔を見るたび「ころん、ころん」と寝転がって腹を見せます。わかったっちゅうの

モモとアンズとお散歩をしていたら「大きくなったが~~」とみんなから言われます。「大人になっておりこうさんになったがァ」

へへへ、そうかな。(←飼い主馬鹿)

無駄吠えもほとんどしなくなり、「おすわり、伏せ、待て、来い、」だいぶできるようになってきた、かな?

まだ気まぐれに脱走したりするけどね。

2009年10月17日 (土)

穴掘り

Dvc00248 ワンコは穴を掘るのが大好きで上手です。

結構大きい穴もあっという間に掘ってしまいます。思い起こせばモモ(紀州犬雑種・8歳・♀)が出産したときも、自力で産室を掘ってしまいました。なかなかよくできた産室で、ちょっと見出入り口はわからないのに中はモモと仔犬三頭がゆうゆう過ごせる大きさ。「イヌ科ってのは穴暮らしが基本なのだなあ」と思ったことでした

ご近所の散歩仲間、ハスキーの血が混じるレンくんも穴掘りが大好きで、庭中を穴だらけにしてるそうな。埋めるのもたいへんなのでそのままにしていたら、飼い主のIさんは夜に穴にはまったそうな。

アンズ(雑種・7ヶ月。♀)も、ワンコとしての本能バリバリ全開。暇があればあっち掘り、気が向けばこっち掘り。手(足)の届く範囲は穴だらけ。

そしてちょっと自慢げ。

2009年9月26日 (土)

ヘビ狩り

090926  モモ(紀州犬雑種・9歳・♀)は、常日頃おとなしい犬ですが、ヘビを見ると人(犬)が変わります。

今日も散歩の途中でジムグリの子供を捕まえてました

彼女のヘビ狩りの仕方は独特で、ヘビを捕まえたかと思ったら、すぐに高速でぶんぶんと振り回し、ヘビの体を遠心力でちぎってしまう、というものです。そらもうたいへんな勢いで首ふりをします。ヘビメタのギタリストもかくや、と言わんばかりの猛スピードです。

これは、犬族に伝統的に伝えられた、対ヘビ用の技なのでしょうか?それともモモ独特の技なのでしょうか?いつも不思議に思ってきました。今のところアンズがそれをする気配は無いようです。

ジムグリはおとなしいヘビで、毒も無いので、ほっといてやれば、とも思うのですが。

2009年9月 4日 (金)

ごめんねアンズ

090904 アンズ(雑種犬・6ヶ月・♀)が避妊手術から帰って来ました。お腹にはまだ縫合のワイヤーが残っています。

猫にしろ犬にしろ、去勢や避妊手術をするたびに迷います。「他の手立ては無かったのか?」と。

無いんです。猫も犬も繁殖力がものすごいので、ほっておくとどんどん子供を産みます。それこそ「いつ交尾したのよ?!」と叫びたくなるような状況での妊娠なんか、ザラ。その子供をすべて育てられるわけも無く、結局手術。

「犬を食べる文化圏」ならば、迷わず産ませるでしょうが・・・・・・。唯一正当性のある殺しは「食べるために殺す」だけだと思うので。子供が生まれてむなしく『処分』するぐらいなら・・・・・という究極の選択です。

でもこれ結局、すべて、言い訳。

ごめんね、アンズ。

2009年8月25日 (火)

仔犬と仔ヤギ

090825 アンズ(雑種犬・6ヶ月・♀)は仔ヤギたちに興味津々。「みええええ」「みええええ」と啼き声が聞こえると、耳をぴくぴくとさせ走っていきます。のみならず仔ヤギが小屋から遠ざかろうとすると、追いかけて中に追い込みます。よしよし。お前に望んでいるのはそういう仕事なのであるよ。

つい先日、仔ヤギを食べさせてます。「そんなことすると生きている仔ヤギを襲って殺したりしない?」と言われるんですが、それが、犬は犬なりにわかってるもんなんですね。「ご主人(わたしだ)様のものをおもちゃにしてもいいけど殺しちゃダメ。」って。いや、おもちゃにされても嫌なんだけれど。

ヤギにしても鶏にしても、遊びで追いかけはするんだけれど絶対に殺さないもんです。

今のうちからこういう遊びをしてくれて、ヤギたちが大きくなっても同じように追い込んでくれるならば、万々歳。

2009年8月21日 (金)

食べ方お作法

090821 犬がドッグフードでなく、獲物を食べるとき「どんな食べ方をするんだろう?」と興味があったんですよ。要するに人間が加工してない状態で、どうやって食べるんだろう?ってことですね。

今回良質のタンパク質が出ましたので、そのまま犬たちに与えてみました。死んだ仔ヤギの死体です。

  1. お腹の柔らかいところを喰い破る。
  2. 内臓を引きずり出して食べる。
  3. 腹腔が空になったら、腹筋、背筋を食べる。
  4. 肋骨、背骨、腰椎などもバリバリ噛み砕く。
  5. ここらで死体はぐにゃぐにゃに解体される。
  6. 足、頭などばらばらになってくるのでそれぞれ齧る。

というような手順です。モモとアンズの二頭とも似たような段取りで食べてましたから、犬族の伝統的な食べ方のお作法ではないかと。

ちなみに食べ始めてから二日できれいに食べ尽くし、ほとんど無くなりました。夜中もおいしそうに「バリバリ、ガリガリ」骨を齧る音がしておりましたですよ。やはり、うまかったらしいです。

あまりに犬たちがおいしそうに食べるので、うらやましくなってきました。次回は自分もこしたえて(捌いて)、食べてみようと思います。