椿屋敷のお客様

花ー春 Feed

2013年4月17日 (水)

ツツジ科ブルーベリー

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ブルーベリーってツツジ科なんだよなあ。

 

ちょっと見、とてもお仲間とは思えないけれど。

ど派手な色、柄、大きさの花が多い、ツツジサツキ類。グランドカバー代わりに公園や道路の植え込まれ、一面の赤やピンクが埋め尽くしているのをよく見かけます。 花時計とかにもよく使われてるよな。

ブルーベリーは、お仲間のツツジと違って、白くてちまちまひっそりとしたかわいい花を咲かせます。花の周りの新芽のほうが赤い。

(あ、そういや、ツツジも新芽が赤いよな。)

小さいブルーベリーの花を、よくよく見れば、花の形としてはツツジと一緒。大きさは違っても、やはりお仲間なんだな。

産毛が生えているツツジの葉に対して、ブルーベリーの葉はつるつる。

でも葉のつき方は一緒。

うううむ、やっぱりお仲間なのか。

2013年4月16日 (火)

ツツジ科

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鹿児島ではツツジ科の花々が咲き始めています。

ツツジ、サツキの仲間がこれまた品種多いんだよね。とてもじゃないけれど覚えきれません。

うちでは久留米ツツジと平戸ツツジとケラマツツジが大判の花を咲かせはじめています。

ゴールデンウイークは毎年霧島のミヤマキリシマが薄紫の花を満開にしているはず。お友達で「毎年見に行ってるよ」という元気ものの山好きさんがいます。

きれいだろうなあ。

2013年4月10日 (水)

藤原

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春爛漫です。

鹿児島は暖かいので藤の花も満開。

フジという植物は、なよなよとした見かけに似合わずむちゃくちゃ強い。ツルを切っても切っても生き残るし、葉を一節挿しておいたら根付いてしまう。大きい木にぐるぐるがんじがらめに巻きついて、木そのものを生かさず殺さずの状態にしておきながら、自分は今の季節にこぼれるほど華やかな藤色の花をつける。

日本の歴史で、決して主木ではないけれど、それにからんでからんで華やかな花を咲かせ続けた藤原氏。彼らの姓に「フジ」の字が入っていることに心から納得

いや、ね。

なんでいきなり藤原氏か、というとね。

去年の大河ドラマ「平清盛」、今ネット配信で観てるんですよ。

(藤原氏の爛熟が極みに達した時期っすね)

大傑作じゃないですか!!!

(もともと「大化改新前後」と「院政期と武者勃興」は大好物なんで)

「視聴率が悪かった」って大騒ぎだったみたいだけど、なんで?

これについては、新しくカテゴリーを設けて分析したろか、と思うほどはまってます。

2013年4月 9日 (火)

マメ科の匂い


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春爛漫です。

カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、クローバー、レンゲソウ、フジ・・・・・・

鹿児島ではマメ科の花が花盛りです。

マメ科には共通する独特の匂いがします。

・・・・・・・なんというか(匂いを言葉で表現するのは難しい)、すっきりさわやかな香りではないけれど、たんぱく質の匂いというか、窒素の匂いというか、有機的な匂い。

摘み取ったり、ひっこやしたり(引き抜いたり)すると、もわーーーっつと匂いがします。

春の匂いであり、命の匂いであると思いますぞよ。

ご存知のように、マメ科の根は地中の窒素を固定して根粒に蓄えることができる優れものです。

キューティー・ハニー(空中窒素固定装置)か?

この匂いで、お腹の底がむずむずするのもむべなるかな。

2013年4月 8日 (月)

春の嵐が過ぎて

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昨日は文字通りの春の嵐でしたね。天気図を見たら等圧線がおそろしく混み混みの低気圧がどでんと日本列島の上に居座っていました。これじゃ風吹くわなあ。

うち近辺では最高気温が12℃とか「四月なのにィ~~勘弁してよ~~。」と泣きたくなるような寒さ。風が吹いているので体感温度はもっと低い。

この気温の激変で体調を崩してらっしゃる方も多いよう。みなさまお互い体に気をつけましょう・・・・・・・

一日二日寒の戻りがあったところで、基本は春爛漫。草の生え方大きくなり方は半端無いです。ヤギちゃんたちにあげるため鎌でその日の分を刈ってますが、人間の手ではおぼつきません。一刻も早くヤギ柵改良版(高さ1.3m)を敷地内いっぱいに広げて、人間の労力削減とヤギおなかいっぱいを図りたいのですが・・・・・

まず、チェンソーで雑木をすべて切り倒さねばなりません。今、やっと4分の1ってとこかな。先は長いぞ。

ファイト!!あたし。

早くしないとチャドクガがでてくるぞ。

2013年4月 6日 (土)

誰が飢えるのか

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「①関税撤廃、②ISD条項、③国民皆保険への介入・・・・」

TPPのむちゃくちゃぶりは、田舎にいても(田舎だからこそ)耳に入ってきます。アメリカにとって大事なのは上の3つでしょう。

「日本の農業を潰す」のはついでみたいなもんです。「一度ペシャンコに潰しといて、後はゆっくり兵糧攻め」

紀元前中国の兵法にすらある、古典的な戦略です。多少時間はかかりますが手間はかからずたいへん有効。人間は食べないわけにはいかんですから。

わからないのは、その戦略をかけられている側の危機感のなさです。

いや、鹿児島は全国有数の農業県、ぴりぴりぴりぴりしてます。おそらく他の九州・北海道など農業主体の地方は「なんだそりゃああ!!!」とひりひりするような危機感に覆われていることでしょう。

危機感がないのは、ほとんど農作物を作るすべを持たない都市に住む方々。「農業ばかり甘やかされてる。世界へ打って出る強い農業を!」・・・・・・・・・・って、ああた。

んなのんきなこと言ってると、今まで黙って都市に入れる作物を作っていたそこそこ規模以上の農家さんから潰れてっちゃうよ!!

あのね、うちみたいな自家用がほとんどの小さいとこはいいのよ。

たとえ悪魔のモンサント社が「自分とこ以外の種子の使用を禁ずる」とかぼっけな言いがかりをつけてきたって、季節がめぐれば種子は勝手に結実するんだから。それを使い続けるだけ。んで、自分ところが食べる分を細々と作り続けるだけ。飢えることはない。

問題は、耕す土地を1坪たりとも持たないのに「日本の農業は甘えてるから」という論調に乗せられて、大事な一次産業を売り渡してしまう人たち。

どうするの?兵糧攻めにされたら。

車もパソコンもスマホも、あるいは紙幣も株券も、煮ても焼いても食べることはできないよ。

飢えるのは誰ですか?

2011年4月 5日 (火)

枝垂桜

Dvc00123 鹿児島では枝垂桜が咲いています。いつもの春と同じように。

近くの山の中に、家はなくなったのに高さ5mぐらいの大きな枝垂桜の木が残っていて、そこだけが明かりが灯ったように華やか。

涙が出そう。

風邪をひどくこじらせて咳が止まりません。あれだけ寒い時期にはぴんぴんしていたのに。

東北はどれほど寒いのでしょうか?被災された皆さんが一刻も早く暖かく過ごすことができますように。

2010年5月 2日 (日)

マメ科の花

Dvc00345 去年はクローバを「これでもか!!」と地面という地面に蒔きまくったんであります。

甲斐あって「おお、こんなところにも!!」と白い花を咲かせてくれている今年であります。クローバーはマメ科なんで、生えてるだけで土地が肥えるというありがたい植物なんであります。ヤギのいいエサにもなるしね。

首飾りを作るクローバーの花は、エンドウやら大豆やらのほかのマメ科の花とは、形がかけ離れているようにも見えますが。でも、この白い花の塊をひとつひとつばらしてみたら、小さい花がいかにもマメ科の花の形をしているんだなあ。(今の携帯のカメラってすごい。『カメラルーペ』の機能がこんな小さい花も写してくれる。ひょええ。)

そうか、これは一つの花じゃなくって、小さいたくさんの花の塊なのね。同時にクローバーの繁殖力の強さに納得。こんだけ種ができりゃあなあ。

2010年2月20日 (土)

菜花

Dvc00316 鹿児島県は本州の西南端、菜の花が咲くのはどこよりも早いと思います。もう一月の末ぐらいからちらほら黄色い色が見えてます。

でも、「菜の花の辛し和え」などというしゃれたものを、関西に出るまで食べたことがありませんでした。京都のおばんざい屋とかで結構なお値段で出しているのを食べて、「菜の花、こんなおいしかったのか!!うちの近所ならただでいくらでも生えているのに~~!!」とたいへん口惜しく思いました。

鹿児島に帰ってきて11回目の春が来ようとしています。やっぱり菜の花はそこらに生えていて、はや、花は満開で、早く食べないと蕾がなくなってしまう。「いつでも、そこらにあるもん」とか思って油断しちゃうんですよね。

菜の花とアサリの散らし寿司を作ろう。春の味覚です。ほろ苦い菜の花の味を思い出してやたら食べたくなってきました。