玄翁
当農園において「杭打ち」は必須科目です。樹木を支える杭を打つ、垣根を立てるのに杭を打つ、ヤギを繋ぐのに杭を打つ・・・・・もう、ありとあらゆることの最初が「杭打ち」だったりします。
ところがねえ、これがなかなか難しいのよ。だいたい直径8cm~10cmぐらいの木の杭の頭を玄翁で打ち付けて地面に杭を埋め込むんだけど、とてもとても最初はこの「杭の頭にまっすぐ玄翁を当てる」てのができないね。玄翁重いから、狙いが外れて空振りしたり、最悪の場合自分の足に当たったり。
最近になってやっと「とりあえずヤギを繋いでも抜けない程度の杭」は打てるようになってきたんだけれど、杭の頭はもう割れたりささくれたりボロボロ。つまり玄翁の打撃面がちゃんとまっすぐ当たってないから、杭の頭が荒れるわけ。はあああ。まだまだ修行が足りません。
餅つきのとき臼に杵をまっすぐ下ろすのと同じ要領なんだけれど、なにせ目標物がせいぜい10cmだからなあ。ものすごい集中力が要求されるし、玄翁を振り上げるときは腰を落として下腹に力を入れ、思わず「ホイショッ!ホイショッ!」などと気合をかけてしまいますね。おなごにはあるまじき姿ですが、一方では「これって結構カッコいいかも」などと思う自分がいたりして。
こんにちは。
故人の初七日もすみ、夕べ遅くに自宅に戻りました。
どうやらこれで、生活の拠点を自宅に戻せそうです。
ところで『玄翁』。。。
↑おぉぉ、ちゃんと一発で変換されるし♪(ちょっと感動)
『げんのう』とは、こんな字を書くのでしたか。
恥ずかしながら、初めて知りました(汗)
漢字で見ると、随分とワビサビチックですね。
ウチのオット(=植木屋)はくい打ち上手ですよ(笑)
鹿児島では玄翁のことを『ドンジ』と呼びますね。
これを振り上げてる春さんは、確かに
‘かっこカワイイ’だろうと思われます(*^_^*)
投稿: totto* | 2006年3月 4日 (土) 10時46分
はじめまして
福岡でヤギと鶏と犬を飼っています。
ブログ検索していたら、このページに出会いました。
ヤギは良く食べ、冬は大変ですね。
また覗きに来ます。
投稿: 福岡T | 2006年3月 4日 (土) 22時57分
tottoさん、よかったよかった(^o^)丿
なんでも始めるのは簡単だけど、終えるのは大変なものです。結婚も?(そっちかよ。)
振り上げる春さん…たしかに(^_^;)カッコ良さそう~。えっ!今知ったけどtottoさんとこのけんちゃん(内輪ネタか?)は植木屋さん?春さんのお父さんも(また内輪ネタ…)植木屋さんだよね?
いいねぇ~。職人さん大好き!
投稿: cluster | 2006年3月 5日 (日) 09時44分
おはようございます。今日は春らしいいいお天気になりそうです。花粉症のかたがたはひょっとしたらたいへんなのでしょうか?どうぞお大事になさってください。
totto*さん、
一段落ついたようでよかったです。たいへんでしたね。いや、わたくしも今回パソの辞書が変換して初めて「おお、こんな字だったのか!?」と驚き改めて国語辞典で調べましたよ(汗)。そうそう鹿児島弁で「ドンジ」です。だんなさんはさすがプロですね~。
福岡Tさん、
はじめまして。福岡から辺境鹿児島のブログまでようこそいらっしゃいました。おおお、犬とヤギと鶏を飼ってらっしゃる・・・。なかなか楽しいですよね。そうそうヤギって食べる食べる。冬用に山ほど草を用意しましたよ。ただ恥ずかしながらうちは畑が藪になっているので、そこを草刈機で払ってそのまま集めるだけで済みました。何が幸いするのやら(笑)。こんごともよろしくお願いいたします。
clusterさん、
始めるのは簡単で、終えるのはたいへん。確かに。しみじみ~。植木屋つながりだったりしますが、clusterさんちのお父さんは料理人(しかも一流)。職人さんの極じゃないですか。やっぱこれからは職人でしょ・・・。
投稿: 春 | 2006年3月 5日 (日) 11時05分