連翹の花
この新芽の萌黄色と花の黄色のバランスがいいのです。いかにも早春の色ではありませんか?
満開になると枝一面がまっ黄色になり、その間からちょぼちょぼと萌黄色の新芽がのぞき、なんともいえず「豊かな春」そのままな色になります。いいよなあ・・・・・。
植木屋35年の父から「連翹は油断すると藪になって庭を荒らすっで用心をするように」と注意されました。はい。気をつけます。実際ものすごく強い潅木で、挿し木をすると簡単につくし、根があっという間に張ってそこらじゅうが連翹だらけになってしまいます。春の花の時期はきれいだけれど、夏は藪以外の何ものでもないし・・・。コントロールが難しい。
何でもそうなのかな?
ここ何年か冬眠してるみたいな生活をしていたんですが、去年ぐらいから「え?え?え?・・・・・・?」という間に色んなことが始まってしまい、今まさしくそれらの基礎固めで目が廻りそうです。始めるのは簡単ですがそれを維持しつづけることは難しい。藪になって手におえなくなってしまうと「ちょっしめじゃった(しまった)。」ことになるし。
春の花の時期に浮かれていないで、夏を秋を来年の春のことを考えてコントロールしていかねばなりません。毎日のことを必死でやっていくしかないなあ。でも、食べることと寝ることは人一倍しっかりやってるんですけどね。おかげさまで健康でやっていられるのはありがたいことです。
連翹は実が漢方薬になります。利尿・消炎・解毒などに用いられると。今のこの忙しさが豊かなる実となりますように。
チェコで 連翹は 極めて ポピュラーな花です。4月中旬から 一斉に 黄色の花が 咲きはじめ 春の訪れを 一番に告げる花です。英訳で Golden Laneと 聞いたので チェコ、オーストリ-、ドイツ等 欧州特有の花かと 思っていましたが 日本にも あったとは 感激でした。
投稿: 庄司 光雄 | 2006年5月10日 (水) 04時49分
ほう、チェコでも極めてポピュラーですか。日本でもポピュラーな花が欧州でもポピュラーとは。さすが連翹、強い植物ですね―――。
投稿: 春 | 2006年5月10日 (水) 08時38分