卯の花
ホトトギスはやも来鳴きて♪」
・・・・・となぜか今日は唱歌シリーズなのですが、卯の花です。ウツギともいいます。
「卯の花の垣根」など現物を見たことがありません。卯の花はこの時期そこら中に野生のが咲いてますので、よく見かけます。こぼれるように白い花が咲いて、なかなか華やかできれいです。
これが垣根に使われたのは、容易に挿し木で付いて成長が早く、木の材質が硬かったためと思われます(大昔これとヒノキで火を熾したといわれるほど)。んで、垣根に使われなくなったのは成長が早すぎて藪になり手入れがたいへんだったからじゃないか、と。「過ぎたるは及ばざるが如し」か。
旧暦卯月に咲くから「卯の花」。幹の中が中空だから「ウツギ(空木)」。名前も風流だし、万葉の時代から愛された花なのですが。
どうしよう。挿し木したらすぐつくだろうけど・・・・・。これ以上畑が藪になったらいやだなあ。
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