真桑瓜の実(未熟)
日本の民俗学において、「瓜、水、龍、女」というのは縁の深いものです。
天の川伝説、あるいは橋の人柱、あるいは水神伝説、蛇身の女、・・・・・・・
水にまつわる伝説のそこかしこに瓜がしばしば現れます。なんとなくわかるなあ。瓜類は夏の暑い乾燥した日でもその球形の果実の中に実にふんだんな水分を蓄えています。暑い夏の日に冷やした瓜にかぶりつくときのしあわせ。昔の人も同じように喉の渇きをいやす瓜に不思議を感じていたのでしょうかね。
この瓜は決してスイカやメロンではありません。万葉の時代からある真桑瓜でなければ。
岐阜県の真桑村が名産地だったのでこの名がついたそうですが、甘すぎず香り高くおいしいですよね~。
今年は初めて植えてみました。瓜類が軒並み遅れたのに、いち早くじゃんじゃか実がなってきてます。丈夫ってのもポイントだな。
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