名残のヘクソカズラ
藪の中で夏の名残のヘクソカズラが咲いています。まだ日中の最高気温は32℃あるしなあ・・・・・。
今、藪の中は夏の草と秋の草のせめぎあいで、ヘクソカズラもあればヤブマメもあるしクズもあるし、それぞれが微妙なバランスで少しづつ秋の草が勢力を伸ばしている様子。
温度と日照時間の変化で、植物は絶妙にひとつの土地を住み分けています。ある種の植物がある季節には一面に繁茂しているのに、季節が変わるとそれがまったく別の植物に取って代わられている。「滅んでしまったのかな?」と思えば根や種は土の中でしっかり生きていて、また同じ季節が巡ってくると前年と同じように繁茂。生き物のサイクルというのは不思議です。四季があり植物の相が季節ごとに変わりながら絶えることがない日本の自然は、本当にありがたいなあと思います。
願わくば無理をせず、このサイクルに乗って作物を作りたいなあ。
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