ノブドウの秋
秋は「いかにも日本画になりそうな実もののオンパレード」な季節です。もっとも最近は夏が終わればいきなり冬だったり、冬が終わればいきなり初夏だったりする年が多くて、秋の情緒を感じる暇はほとんどなかったりするんですけどね。
秋の絵になる野の実の中でもノブドウは出色かも。なにせ実の色が七色。赤、青、紫、緑・・・・・。つややかで鮮やかな実がブドウによく似た緑の葉の影にたわわになってるんだもの。食べられないんだけど。
ノブドウの蔓は越年して、ものすごい太い蔓になったりします。これが木に絡むととても厄介。この蔓を切ると透明な水が滴ってきて、これが目薬になるそうで。山仕事の飲み水にもなるそうな。
目薬はまだやってませんが、飲んでみました。ちょっと青臭いけれどなかなかいけます。
あとノブドウ酒にすると、糖尿、肝臓病、関節痛にいいんですって。効き目はありそうだけれど、おいしくなさそう。
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