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「獣の奏者」の中で、真王セイミヤ様と大公シュナン様のカッポウは、すごく好きです。贔屓にしているといっても過言ではない。
「獣の奏者Ⅲ・Ⅳ」のセイミヤ様は、特にすごい。深窓の姫君だったのに、あらゆる困難と迷いを乗り越えて大公の息子と結婚した決断力と肝っ玉は、母となってさらに大きくなっています。
彼女にしろシュナン様にしろ、優れた為政者で優しさもたっぷりある。
なのに「民のため」と思って決断したことが、ラストのたいへんな悲劇を呼び起こしてしまう。
あらためて「政治って難しいな」と思いました。
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