椿屋敷のお客様

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2011年1月24日 (月)

寒冷化より温暖化

Dvc00090 さて、お若い方はご存じないやもしれぬですがな。わたくしが学生の頃「核の冬」という言葉が流行りましてな。調子に乗りよったハリウッドが「ザ・デイ・アフター」なんちゅう映画なんぞも公開して一儲けしよりましたがな。

「核の冬」とはつまり「核戦争が起こったら地球の大気に死の灰が充満し、太陽光が妨げられて擬似氷河期が起こる」事である、とな。あの頃マスコミはそればっかゆうとりましたが、今そんなこと一言もいいよりませんがな。

当時から寒がりのわたくしめは「擬似氷河期到来か?」のマスコミ言辞に死ぬほど脅えとりました。「いやあ、いやあ、氷河期いやあ、生きていけない~!!」まったくの杞憂でございましたな。あほらしいことでございましたよ。

それからわずか四半世紀、今度は「二酸化炭素が原因で温暖化」の大合唱ですとよ。ふん。眉に唾つけますな。また、どっかが「これを広めて一儲けしよう」とたくらんでるのと違いますかな?

気象学者、地質学者の本をちいとでも紐解けば、そんなこと断言しとりませんがな。実際、高校地学程度の知識であっても「そんな断言は不可能である」と推測できますな。地球規模の変動は人間の歴史のスパン程度では推し量れませんのじゃ。数万~数百万年、あるいは数千万から数億年ぐらいのオーダーで変動するもの。今は間違いなく間氷期。氷河期に比べればそりゃ暖かいわな。

ちゅうか、温暖化そんなに嫌ですか?寒冷化よりははるかにマシでしょう。ツンドラと氷河が増えて植物が生えなくなる土地がわんさか増えるんですよ。いやじゃあ、そんなのいやじゃあ。

「化石燃料のみに頼る生活を止める」っていうのは、いいことだと思いますがね、それと「温暖化」はいろんな意味で別問題でありましょう。

あられもない大合唱を眉に唾つけて横目で見る毎日でございますよ。

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