椿屋敷のお客様

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2005年10月23日 (日)

山茶花「未染」

Nec_0024_1 山茶花の「未染(みそめ)」が咲きました。

17年前に亡くなった祖父が、せりから苗で買ってきて、門の柊木犀の横に植えたのです。すっかり大きくなって樹高は3mを越し、屋根を見下ろすほどです。こういうところが樹のいいところだなあと思います(大切にしないとバチが当たりそうだけど)。

「未染」は白地に淡桃ぼかしで、移り白、蕾は淡桃色で一重咲き、中輪で、10―11月の早咲きです。優しくてかわいくて好きな花です。葉は長楕円の中形。樹形は立性で強いです。原木は熊本市にあるそうです。肥後は椿、山茶花の名産地なのですよね。さすが風流大名細川氏のお膝元。

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コメント

こんばんは。
これはまた、なんとも品のある色合いですね。
「ピンク」とは呼びたくないピンクですね(←呼んでるぢゃん)
この花の色を愛でることができるのは、日本人ならではって感じがします。
素晴らしい。。。

原木があるのはは熊本市なんですか♪
母方が熊本市内なんですが、最近ずっと帰ってないんですよね・・・
「未染」のお花、お茶室に似合いそうです。

totto*さん、
そうなんすよそうなんすよ。絶妙なピンクでしょう(←呼んでしまいます)。日本人だからわかるって感じですよね。

しまねこさん、
肥後は椿の名品多いですよー。”肥後椿”という一大分野があるぐらいなんす。お茶室があれば(笑)お茶室にあいそうなんですけど、その手の風流なものがうちにないのが残念っっす。

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