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椿「秋の山」が咲きました。
白地に紅の縦絞りが入っていてなんとなくおめでたい感じがします。一重の筒咲きかラッパ咲きのシンプルな花形も、おめでたい柄に控えめなシルエットという、着物柄に通じる江戸時代的な美意識にぴったりではありませんか。
大きさも小輪か中輪で控えめ。10月から4月まで花の時期は長いです。葉は長楕円から楕円、中形で波曲。樹形は立性で、主幹のない箒状の樹形になります。『椿伊呂波名寄色附』という1859年の本にはすでに載っているのですって。お江戸で作られたいかにもお江戸好みの銘花です。
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