椿屋敷のお客様

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2005年11月13日 (日)

椿「越の粧い」

Nec_0030_2 椿「越の粧い(こしのよそおい)」が咲きました。

母方の祖父が残したたくさんの椿ですが、名札が全部だめになっていて同定をやり直さなければなりません。意外なことにマジックインキは日光や雨風に大変弱いのです。1年もたてば白いプラスッチック製のプレートに書いたマジックインキの名前は消えてしまいます。一年草の草花の名前を書いておくには適していますが、何十年、何百年も寿命がある樹木の名前を書いておくにははなはだ不向きです。プラスッチック製のプレートもすぐ劣化して長持ちするものではないので、一番いいのは植物園なんかでやっているように木の札に耐水性のペンキで(できれば彫りをいれて)書いて立てておくことだそうです。花が咲かないとまず同定はできないので、今度のシーズンにでき得る限り確認して木札を立てていこうと思っています。

「越の粧い」は富山の民家で発見された種です。日本の椿の原種には「ヤブツバキ」と「ユキツバキ」があり、北陸地方が原産地の「ユキツバキ」系はこんな感じの千重-列弁咲きをします。代表的なのは「オトメツバキ」でしょうか。ぽってりして優しい感じの花形です。雪の中ではさぞかし映えるだろうなあ。淡桃色で中輪、11月-4月が花期です。葉は楕円、中形、波曲。樹形は立性で強いです。1970年の発表で、別名「霜月」。別名もいい名前だなあ。

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コメント

こんばんは。
これはまた‘美人さん’ですねぇ(´∀`*)
葉っぱが一緒に写っていなかったら、椿とわからなかったかもしれないです。
ハート型の花びらがキュートだわ♪
椿って優美な名前がついていますよね。
吉野公園が近いのですが、樹名札を眺めて歩くのが好きです。
耐久性があって手軽に作れそうな名札の名案が浮かぶといいですね。

おはようございます、totto*さん。吉野公園の近くですか!うちも結構近いです。花棚のタイヨーはお買い物エリアなんで、ひょっとしたらお近くかも。ああ、しかしさすが鋭い。そう「手間がかからなくて耐久性のある名札」探しているです。あたしはぐうたらずぼら。

椿屋敷は椿が満開ですね。
これはまた優美なお花です。牡丹みたいですね。名前も素敵。ふー、ココロが洗われました。

こんにちは!・・・って言うか、えええ!?
春さん、花棚のタイヨーがテリトリーですか?(笑)
私もですよ (* ̄∇ ̄)ノ
ホント、実はご近所さんぽいですね♪
そう言えば、御厳父さまは植木屋さんであられるのですよね?
そりゃ吉野はメッカだしぃ~(笑)
ウチは廃業してしまいましたが、同業の家に生まれた娘ですので、
きっと屋号をお聞きしただけでご自宅がバレますぜ ( ̄∇+ ̄)

ななさん、
ね――!優美なお花でしょう?桃色がなんともいえず優しいです。まだまだ椿の蕾が続きます。

totto*さん、
やっぱり花棚のタイヨー!ご近所さんですね―――。totto*さんち実家が植木屋、だんなさんも植木屋と聞き「こりはやばそう・・・(笑)」と。うわああ、自宅がばれそう。しかしなぜそんなに上手に顔文字を使いこなせるのですか。すげえ。

こんばんは。
そうそう、やばいんだぞぉ~( ̄∇+ ̄)
そのうちタイヨーの中で、
「失礼ですが、椿屋敷の春さんではございませんか?」
な~んて後ろから肩を叩くかもしれなくってよ(怖っ:笑)
顔文字は、私の場合こまめに単語登録してます(汗)
春さん、「かお」とか「かおもじ」と入力して変換しても
顔文字は変換候補に現れませんか?
春さんの環境がわからないので断定はできませんが、
初期設定でoffになってるだけで、システム辞書の中に
顔文字も入っている可能性大ですよ。
あと、フリーの顔文字辞書などもあります。
使いやすさでは↓これなんかもオススメ。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se219064.html

わああ、ありがとうございます。落ち着いて少しづつボチボチとやってみます。いまだにまったく基本的な環境もなにもわかってないのです(涙)。いやいや吉野近辺でみかけたら声をかけてください。きっとボケ面をしてふらふらしてると思います。パッとうつらんかもしれませんがご勘弁を。まじボケナスなのです。

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