モモ、雷様におびえる・3
人間の耳には聞こえませんが、どうもどこぞで遠雷がなっているらしいです。というのも、モモ(紀州犬雑種・女の子・4歳)がたびたびおびえて家の中へ中へ駆け込んでくるからです。晴れの日に足音もかろく駆け抜けてめーさん(ザーネン種ヤギ・女の子・9ヶ月)を追う雄姿が嘘のようです。
モモは高いほうも低いほうも人間の耳よりはるかに広い領域の音を聞き取ることができる耳をもっているはずです。その耳をもってしてうちの番犬兼地鶏ご一家の守番の役目も果たしてくれているのですが、時にその優れた耳が仇となります。雷だめ、花火だめ(打ち上げ花火だけでなく、それこそ線香花火でも嫌みたいです)、掃除機だめ、草刈機だめ・・・何かが「良すぎる」ことは反面どこかでリスクを背負うことなのですね。雷がなるたびに恐れおののくモモを見て、今ひとつ危機感をもてない我が身を省み「野生動物だったらこの鈍感さでは生きていけんだろうけどなぁ。人間社会じゃこれぐらい鈍じゃないと神経衰弱になっちまわぁ。」などと開き直るのでありました。
うちの実家の犬も、たびたび家の中へ駆け込んできては物陰に隠れ、母に叱られていたらしいです。人間には聞こえぬ雷鳴を、察知していたんですね。この記事読んで、隠れる理由がわかりました。なるほど~。
投稿: なな | 2005年12月 3日 (土) 01時47分
おはようございます、ななさん。
最初はなんで、おびえ騒ぐのかわからなかったんですよ。そのうちモモが「ひゃんひゃん」いって家に入ってきたら、次の瞬間雷鳴がとどろいたりすることが重なって「ああ、そうか」と。耳がいいといろいろ怖いことも多いでしょうね~。
投稿: 春 | 2005年12月 3日 (土) 09時21分