スターチス
「ロゼッタ」とは、草花が冬の低温や季節風をしのぐために、写真のように地面を葉っぱが這うように広がって大きくなる状態をいいます。春になって気温が上がってくると、いきなり中心の茎がにょきにょき伸びてくるのです。そしてあっという間に花芽がでてきて花が咲きます。冬の間は地上ではほとんど高さは伸びなくても、地下ではたいへんな勢いで根が伸びている時期でもあります。その冬の間に伸びた根こそが、春の急成長を保証するのであります。これこそ「根回し」!
世間はクリスマスイブですが、今年は忙しくてケーキも鶏の丸焼きも作れませんでした。いいもん。餅つきもするもんおせちも作るもん(負け惜しみ)。今は根回しシーズンなのじゃ。春がくれば、ひょひょ~~んと伸びる茎を支えるために、冬の間に根を張っておく。今まで足りなかったのはこれね!砂上の楼閣を作るより、時間はかかっても岩の土台に基礎を作って堅固な家を建てる。
結局はそれが賢いこと。美しく物事を仕上げるコツ。
今の時期は路地裏のタンポポも「ペッタン」状態になってたり・・・
春が来るまでガンバレ!という感じですね。
投稿: しまねこ | 2005年12月25日 (日) 06時02分
おはようございます、しまねこさん。
そうそうタンポポなんかもぺったんです。大根、ハルノノゲシ、とにかく多くの植物が今はぺったん。でも冬きたりなば春遠からじ!と自らも鼓舞したりして。しまねこさんも風邪に気をつけてね。
投稿: 春 | 2005年12月25日 (日) 09時27分