椿屋敷のお客様

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2006年3月25日 (土)

マムシグサの花

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 マムシグサの花が咲いています。

「マムシグサ」とはまた禍禍しい名前ですが、実際葉をくるむ苞にマムシの模様にそっくりな模様があるし、花の形は蛇が鎌首をもたげたような形です。マムシがいそうな山の中に生えるし(うちの庭先だっちゅうの。あ、念のためマムシはいません)、山の中でひょっこりこの草をみかけると「ギョッ」とします。名前負けしない充分に禍禍しい容姿です。

これで毒がなかったら、「あんなに毒々しそうな姿をしてるけれど実は無害なのよ」と言えるのですが、どっこい根っこにシュウ酸カルシウムを含んでいるので立派な毒。食べるとシュウ酸カルシウムの結晶が粘膜に刺さってたいへんなことに。サトイモに似ているらしいですが決して食べてはいけません。

でもここまで禍禍しく風変わりな姿だとかえっておもしろいと思ってるんですがね。絵になるよ。

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コメント

この写真は、マムシグサの仲間のムサシアブミの印象があります。  葉が開いた時に、小葉が3個ならムサシアブミ、 小葉が7〜15個ならマムシグサが鑑別点になります。  写真が素敵でしたので、つい立ち寄ってしまいました。

ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りムサシアブミのようです。いやあああ、写真よくないのですが、誉められると嬉しいです。

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