椿屋敷のお客様

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2006年5月 8日 (月)

ジェントルマン

Nec_0006_11 烏骨鶏(雑種)夫人がついに抱卵を開始したわけですが、その夫人と一緒にもらってきた英国産の雄鶏くんが、いつも抱卵する夫人の傍らに寄り添って仁王立ちになっています。

この雄鶏くん、英国産だからかなのか知りませんが、たいへんなジェントルマンくんなのですよ。

烏骨鶏(雑種)夫人は小柄なので、たいへん臆病です。うちへやってきた当初から怯えて怯えて大騒ぎ。また犬のモモ(紀州犬雑種・5歳・女の子)が余所からやってきた動物には最初厳しいので、ワンワンワーンワンと小屋の外で大騒ぎ。「どうなることか?」と思っておりましたが、なんとこのジェントルマンくん、怯える彼女を腹の下に落ち着くまで庇いこんであげるのです。

―――――うっひゃああ!ジェントルマー―ン!!

毎晩毎晩夜になると怯える彼女を腹の下に庇い、雷が鳴ると怯えるので庇いしてました。雌鳥は卵を抱きだすといきなり気が強くなるのですが、そうなると今度は写真のような仁王立ち。人間の男にもお手本にして欲しいようなジェントルマンぶり。いいなあ!烏骨鶏(雑種)夫人。

ジェントルマンくん、実は何十羽もいるヤギ会長のところではいじめられていた個体だったようです。左眼が怪我のせいで見えないらしいです。そのために他の個体にも優しいのか、英国産だからジェントルなのかわかりませんが・・・・・

隻眼てのは日本の民俗学じゃ「神の使い」だったりするんですがね。なんにせようちにツキをもたらしてくれる雄鶏くんのようです。

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