今の季節、いろんな枝の股に台所用中性洗剤を泡立てたような白い泡がそこかしこに見られます。
いかにも人工物のようなこれは実はアワフキムシという昆虫が吹いた泡なのです。この種類はお尻の腺から泡の素を出して空気と攪拌して玉にします。
この泡の中になんかセミの小さくなったような幼虫が潜んでおります。何考えてこんなこと始めたんでしょうね?この虫。
この虫が庭木に大量について泡を吹き出すと、そこら中が白い泡だらけ。何もしてないのに「中性洗剤を撒いたか農薬を撒いたか」みたいななんだか人工的な風景になります。不思議。
中の虫も撮ろうとしてみましたが、携帯のカメラじゃ小さすぎて無理でした。
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