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2006年6月 1日 (木)

ハゼノキ

Nec_0003_15 さて、自然界に毒物は満ち満ちておるわけであります。空気中に普通に含まれている酸素や窒素とて過剰に吸収すればそれは立派な毒物。今の空気組成のバランスが少しでも崩れれば、一瞬で生態系はがらりと変わるでしょう。

「地球に優しい」というキャッチコピーをどこのどなたが考えたのか存じませんが、「なんちゅう傲慢かつのんきな言葉よ」と思いますね。宇宙も地球も生物にとって「優しく」なぞありません。ただ「あるようにある」だけで、その相が角度をほんのちょっと変えれば、簡単に今の生命ピラミッドは消滅します。「優しく」とは優位な立場のものが下位の立場にする行為で、「地球」と「人類(それもここ半世紀足らず)」を比較してどちらが優位か言葉にするまでもないでしょう。

などと、くやしまぎれなことをなぜ言っているかというと、チャドクガにやられたところがかなり痒くてまいっておるのです。うちの環境が環境だけに毎年やられるのですが、今年ははやばやとやられたなあ。その上にハゼノキにうっかり触ってしまい、ハゼ負けができてしまいました。ううううう。これもひどいことに。まったく自然界に毒物は満ち満ちております。油断もすきもありません。

ハゼは良く実がなるし、その上それを小鳥が良く食べて、ウンコにしてくれて、発芽率もむちゃくちゃいい。「なんか知らないけれどいつの間にかハゼノキが生えちゃった―――」ということはよくあります。切り倒したいけれど、今この梅雨時期はぜっったいに触ってはいけない時期。樹液がよくあがっているからです。切り倒すべきは葉が落ちて素っ裸になり水が上がってこない時期。

今年の冬もうっかり切り倒し損ねたハゼノキが畑のあちこちに・・・・・。

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コメント

ハゼはやっかいですね。大きくならないうちに根こそぎがいいでしょう。それともたくさん自然発生させてロウでも作ります?
社交辞令で・・・痒いでしょう、早く治るといいですね・・・これくらいしかいえないですねm(_ _)m

そのお気持ちだけで充分です。ありがとうございます。ささくれた心になによりです。

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