さおだけ屋はなぜ潰れないか?
わが椿屋敷農園のポリシーは「ローコスト・ローテクノロジー」です。
とにかく「コストをかけずに」「設備投資も最小限で」やっていこうと思ったのです。「最初から大もうけはしなくても、できることからはじめて10年、20年と淡々と長く続けていこう」と。
なんとか続いているのはほんとうにお客様のおかげです。ありがとうございます!
とかなんとかいいながら、今年もそろそろ確定申告の時期が近づいてきております。想像がつくかと思いますが、わたくしこれが大の苦手。「毎日こまめにつけておけば、ぜんぜん困らないよ」と会計の資質のある方はおっしゃいます。結局そういう毎日の地道な努力しかないようです。
なにはともあれとりあえず、会計についてさわりだけでも読んでみよう、と評判の「さおだけ屋はなぜ潰れないか?」(山田真哉著・光文社新書)を読んでみました。
むちゃくちゃおもしろかったです!
枕が「さっぱり売れているとは思えないのに、全国的に何十年も存続している「さおや~さおだけ~♪」のさおだけ屋の謎。あと住宅地にぽつんとある、お客がほとんど入っていない超高級フランス料理店の謎。とかね。「いったいどうやって商売の元を取っているの?」という商売のからくりを本当にわかりやすくおもしろく書いてくれています。もちろん会計のプロとしての視点から。
各章ごとのポイント・ワードがまとめられているのですが、それなど会計のみならず「そうだよな。人生って生活って、こうじゃなくっちゃな」と座右の銘になりそうな名言がぎっしり。
特にうーーーんと唸ったのが「名刺を配りまくっても人脈にはならない。100人の知り合いを増やすより100人の人脈を持つひとりの人物と深くしっかりとした関係を作れ。すでに知っている小数の人物を大事にするべし。」という言葉。
まったくそうだよなあ。
あと「ローコスト・ローテクノロジー」の考え方が、会計のプロから見ても正しい考え方らしいので、勇気百倍。
今後もぼちぼち淡々ながながと続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
こんばんは!
この本、私の「読んでみたい本リスト」に入ってます(笑)
おもしろいんですね。よ~し、やっぱ読もう♪♪
春さんのオススメ本(コミックも含む)は当たりばっかですよ。
投稿: totto* | 2007年1月 6日 (土) 21時27分
おはようございます。
いつもお勧め本を「おもしろい」といってくださるのでとてもうれしいです!同好の士って大事だなあ。totto*さんのお勧め本も読んでいきますね。
投稿: 春 | 2007年1月 7日 (日) 05時29分