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2007年2月 7日 (水)

野生のミツバ

Nec_0016_24 うちの近辺は、タゼリとかミツバとかサンショウとかが山の中に自生しています。どれも山の中から採ってきたほうが香りがするような気がします。

ミツバとかスーパーで買うとなるとほんの少しの束が¥150とか¥200とかかなりお高いので、何も手を加えないところからわさわさ生えている様子を見ると、資本主義社会の矛盾をダイレクトに感じます。

香りはあっという間に飛んでしまうもの。野生のミツバをいくらただで収穫したとて、それを選別しパッケージに入れて都市に出荷する間に栽培種のミツバと変わらない(あるいは味が落ちる)状態になってしまうので、かける経費に比べれば損をしてしまうのです。ううううむ。

この「野生のミツバの、しかも季節限定のはかない香りを楽しむことに重点を置く」か「年がら年中金を出せばミツバが手に入る都市の便利さをとるか」。誰もが迫られている選択ではないでしょうか?

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