ルッコラの花
形は菜の花に似て、白と紫色が美しい風情のある花です。
今年はルッコラをどんどん作っていこうと思うので、種を採ることにしました。そのために花を咲かせたのです。
ハーブというのは要するにヨーロッパの雑草。自家播種で充分繁殖ができると聞きます。ならばやってみない手はありますまい。ルッコラはすごく芽が出やすいハーブだし。
そういえばどこかで「有機農法とは地面と気候を使った壮大なる実験である」と書いてあったな。まったくその通り。だからあらゆる経験を積み重ねてデータを取っていくことが必要。あと「種の多様性を保つためにも、より多くの自家播種が望まれる」ふむふむ。やったろうじゃないの。
そういえば牛とか豚とかの家畜も、「先進国」で「収益性が高い」と判断された種のみが増えていて、その土地その土地にあった種が絶滅の危機にあることが多いらしいです。たとえば高地には高地に適応した牛。海辺には海辺に適応した牛が世界各地で品種改良されてきたのに。アメリカナイズされた濃厚飼料で促成成長、というやり方は今後のエネルギー不足、穀物不足で不可能になってくるのは間違いが無いのです。そのとき、よりエネルギーを必要とせず育てることができる、各地に適応した種は必要不可欠のはずなんだがな。
さて、種ができたら注意して、地面に落ちる前に採取せねば。
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