椿屋敷のお客様

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2007年8月26日 (日)

山田太郎ものがたり

Nec_0073 TVは見ないのですが風のうわさで「山田太郎ものがたり」(全14巻・森永あい著・角川書店)がドラマ化されたと聞き、思わず倉庫の中からマンガを引っ張り出してきました。これ、ときどきむちゃくちゃ読み返したくなるんですよ。まるでラーメンやカレーのよう。

物語そのものがむちゃくちゃ庶民的なんだよな。いや、お話の舞台は「超ブルジョア高校」てことになってるんだけどさ。主人公の山田太郎が(この名前!)「成績優秀、眉目秀麗、スポーツ万能、されど貧乏・・・・。」て設定になってるもんで(笑)。兄弟10人ぐらいいるし。

その太郎の貧乏サバイバル生活を、やけに微に入り細に入り描いて見せたという。「花より男子」と共通点があるけれどお話の展開はまるで違う。あれもなかなかですが好みとしてはこちらなんですわ。(あ、そういや「山田太郎ものがたり」と「花より男子」どちらも台湾で先にTV化されたんだよな。それでF4という美形男子グループが生まれたとやら。そちらのほうが見てみたいなあ。)

「山田太郎ものがたり」に軍配を上げるのは、なにせ女の欲望を(金銭的なもの、性的なもの)をリアルに描きながら、これっぽちも湿ったところ暗いところがないという森永氏の資質が凄いと思うからです。これほどカラリアッケラカンと描かれるともう舌を巻くのみ。なんか「大陸的」とでも言いたくなるようなおおらかさ。これが最初に中国語圏で映像化されたのもわかるような気がするのです。中国語がむちゃくちゃあいそう。森永氏も中国ごひいきの様子。なんせこの学校修学旅行に中国に行ってるぐらいだし。

さて、わたくしのごひいきキャラは「太郎の親友にして茶道家元の息子・御村」なのですが。TVじゃ誰がやってるのですかね。この「すっとぼけたクール」の味はなかなか難しいと思うのですが。

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