煮えた種
鹿児島地方の今年の夏は鹿児島気象台始まって以来の暑さで、なおかつ10月の中旬まで夏日が続いたという異常事態でした。
この暑さで人間や動物ももちろんまいったのですが、他にもちょっと怖い話を聞きました。
いつまでも地温が高すぎて、本来ならば秋の彼岸前後に植える秋冬野菜の種の芽が出てないらしいです。平野部では特に。こういうの「種が煮える」というらしいのですが。
おかげさまでうち近辺は「鹿児島のチベット」ともいうべき山の中、なにごともなく白菜や大根やほうれん草なんかの芽が出てきました。でも、ほんとうに作物というのは気象条件に左右されます。まさしく「運を天にまかす」です。
このままでは今年の冬は野菜の値段が上がるかもしれません。おりしも原油価格は90㌦を突破。灯油もガソリンも上がることは間違いなし。なにかたいへんな予感がします。
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