MASTERキートンがシロアリに喰われた!!
ダンボールに入れて日置氏の実家の縁側に置いていた「MASTERキートン」(全18巻・浦沢直樹著・小学館)がシロアリに喰われてしまいました。
「MASTERキートン」は所蔵するマンガの中で1,2を争う好きな作品なのに。ばかばかばか!あたしのばか!
キートンさんはすごすぎ!動物学者の平賀太平さんと、イギリス貴族のパトリシアさんとの間に産まれたハーフで、オクスフォードで考古学の学位をとって、その間に学生結婚して娘が一人。なのに離婚をきっかけに軍隊に入隊。世界に冠たるSASに所属して数々の軍功を上げて「サバイバル術のマスター」と呼ばれちゃう。んでも、キートンさん本人は考古学にも奥さんにも未練たらたらで、ほんと普通のオジサンなの。このギャップが!たまらんいいの。
何でも知ってて何でもできて、体力も格闘術もすごくて、なのに普通のオジサン。いいでしょ~~~~?!
基本は1話完結なんだけど、でてくるキャラの造詣が深くて、顔を見るだけで「ああ、こんな人生歩んできたんだろうな」と想像がついちゃうような巧みな描写力。いいよお。
浦沢氏、いろんなヒット作があるけれど、一番読み応えがあって飽きない秀作はこの「MASTERキートン」です。
ああ、もう。何でこんなお気に入りをダメにしちゃうんだよ。すぐ買いに走らなくちゃ。
キートン先生、買いに走るなら古本屋へ。
諸事情により絶版状態なのです。ううう(涙)
投稿: 麦の花 | 2007年12月 4日 (火) 18時08分
憎きシロアリ!
でも、シロアリを責めずに自分を責めるところが春さんらしいね。
シロアリは憎らしいけど、なかなかいい仕事してるなって思うのも事実です。
投稿: スプーン | 2007年12月 5日 (水) 00時27分
麦の花さん、
にゅあにゅいいいいい?!絶版?これは早くブックオフに走らねば。貴重な情報ありがとうございます。
スプーンさん、
いや、シロアリは自分の仕事をしただけですので(笑)。こりゃ自分が間抜けなのですよ。しまった、しまったです。
投稿: 春 | 2007年12月 5日 (水) 21時06分