鼠獲り
一説によると狩の上手なイエネコは一年に1000匹の鼠を獲るそうです。
1000匹だよ!すごいね!・・・・・・・・・ちゅうても敵は「ネズミ算」の語源たる超繁殖上手な一族、そのぐらいのペースで狩ってやっとトントンってとこかな。
うちの納屋も昔から鼠が住み着きやすいところで、油断してると「チューチュー」と我がもの顔に走り回る気配がしてろくでもない。3月に死んだヤスネコのジョーは狩名人(猫)だったし、いまやヨイヨイのジジイとなりつつあるドリアンも昔はそりゃあ賢い狩をしとったもんだが・・・・・・・寄る年波には勝てん。「このままでは、うちに鼠一族がのさばってしまう!」危機感にあおられておったですよ。
「求めよ!さらば与えられん」
良くしたもので、そういうときに知り合いからもらった若い猫、メロン。やたらめったら人懐こくて、猫懐こくて、犬にまで懐きかけてモモに怒られたりしてますが、果たして鼠獲りの腕前やいかに!?
(鼠を獲らん猫は、徹底して獲らんからな。こういうの、母猫の教育や兄弟猫とのコミュニケーションが大事らしい。「三つ子の魂百まで」)
おかげさまでどうやら獲るタイプの猫だったらしいです。
今日も今日とて、納屋から屋根続きの天井で「チューーー」とか声がしまして。「スワッ!」と耳を澄ましたらば、「トトトトトト、ドドドドド!」と鼠より重い足音が鼠を追っかけてます。「ヂュッ!!」と断末魔の声。
うしししし、よくやった。よくやった。
・・・・・・・・いやいや、コホン。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
こんにちは~。
お付き合いも上手で、よく働く猫ちゃんで、メロン君は大当たりの子ですね。
鳥もそうだけど、動物って皆、親兄弟から、生きる術や様々な事を学んでる子って優秀ですよね。
メロン君、愛情いっぱいの中で育ったんですね。人からも大事にされてたんじゃないでしょうか。おかあさん猫も、メロン君も。^^
投稿: hiromi | 2008年8月18日 (月) 23時15分
こんばんは~。
おかげさまで大当たりでした。こういうのもご縁ですわい。
親兄弟って大事ですね~~。改めて。動物ですらそうなんだもんなあ。いわんや人間をや。
投稿: 春 | 2008年8月19日 (火) 20時42分
こんばんは。春さんのメロン君はとてもいい猫ちゃんですね.私の知人の猫様は、大枚にてその家に招かれた姫様で、きっと「鼠とは何ものじゃ?」と一生知らないまま。も一人の知人の猫君は、鼠は鼠、我輩はわが道を行くのタイプ.太った鼠を見てるくせして知らん顔も数知れず。猫の本分を心得たメロン君はまことにあっぱれ!
投稿: 南風 | 2008年8月20日 (水) 13時57分
いやあ、お褒めの言葉ありがとうございます。なんということのない雑種猫なんすけど。
「姫様、王子様は鼠をしらず」ってのは説得力大有りです。そうかも。きっと血統書つきのその親御さんもご存じないのでは。身分が違うってやつっすね。
それはそれでまた猫様の生きかたのひとつではあります。
投稿: 春 | 2008年8月20日 (水) 21時19分
いや~、春さんの「それはそれでまた猫様のいきかたのひとつではあります」のコメントに感動しました。大きな心で動物たちを愛しんであげ、お互いが幸せなのが一番。でも私は同じ動物でも蛇と油虫だけはその気になれませんのですよ。テレビの画面でも、ましては実物にだけはお目にかからないでいたい。一生。
投稿: 南風 | 2008年8月21日 (木) 04時29分
過分なお褒めのお言葉ありがとうございます。
蛇とアブラムシですね~。できれば会いたくないですけど。田舎は多いです。ナメクジもやなんだけれどなあ。
投稿: 春 | 2008年8月22日 (金) 04時30分