椿屋敷のお客様

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2008年10月29日 (水)

向き不向き

Nec_0042_2  モモ(紀州犬雑種・6歳・♀)は、たいへん役に立ってくれる番犬で、タヌキにもイタチにも野犬にも猫にも一歩も引かず戦い、裏山を走ればでかい蛇を振り回したりで「おお、さすがに猟犬の血筋」なのですが。

鼠はあかんわ。鼠捕りはあんたにむかんわ。

うちの納屋は昔から鼠が出るところですが、納屋の前はモモの縄張りなので、鼠にひかれてメロン(白黒猫・一歳未満・♂)がうろうろするとすごい勢いで追っ払ってしまうのです。

「あんたなんかに用はないわよ!あの”チューチュー”はあたしが獲るのよ」ワンワンワン!!

あのなあ。みんなそれぞれ向き不向きってもんがあるのよ。まかせるところは専門家にまかせなよ。

「あ!こっちでチュー」「ん?こっちでチュー」って、そんなバタバタ走り回って、納屋の地面を掘り返したところで鼠が獲れるとは思えんぞ。ただただ穴が掘れるだけじゃん。あんたが掘り返した土を埋め戻すの誰だと思ってんのよ。

あんたが立派な猟の才能があるのはわかってるからさ、鼠だけはあきらめなよ。

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