椿屋敷のお客様

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2009年7月17日 (金)

カツオノエボシタツノオトシゴ

Dvc00156 というわけでン十年ぶりに「海のトリトン」を観たわけです。記憶そのままだったりいつの間にか改竄してたり、いろいろな発見がありました。

子供心にも強烈なインパクトがあったのが、ポセイドン側の監視役のカツオノエボシと伝令役のタツノオトシゴ(マーカス)です。

ドピンクのカツオノエボシからするすると海底に触手が伸びて「トン・トン・トン・・・・・・トリトンが・ウミニ・モドッタ・・・・・・・」とモールス信号を打ったり(クラゲの癖に)。

目つきの悪いタツノオトシゴが「ガイ!ポセイドン!」とか言って海中をテレポーテーション。「コロセ!トリトンヲコロセ!」などと物騒な命令を伝えたり、あまつさえ失敗した手下を毒の吹き針で突き殺したり(タツノオトシゴの癖に)。

こいつらの使い方が世にも斬新に思えて痺れた~~。今観てもうまい使い方だと思います。こいつらがいなかったらこれほどまでに夢中にはなっていなかったでしょう。ま、自分でも変なところに痺れてるなあと思いますが。

ああ、そういえばほぼ同世代の大阪人で恋愛の達人たる友人が「あたしピピが嫌いやったわ~」と言い、小さい頃から悪ガキで女番長だった妹は「あたしルカーが嫌いだった」と言ってたなあ。ヘプタポーダとカツオノエボシとタツノオトシゴに夢中だった子供の頃は気にならなかったけれど、今見返すと確かにピピはやな女で、ルカーは説教くさい。子供といえど感じ方は人それぞれ。友人も妹もそんな頃からそれぞれの得意分野において大人だったんだなあ・・・・・。

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