椿屋敷のお客様

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2009年10月12日 (月)

十月の香り

Dvc00244_2 うちの庭には樹高4mの金木犀が生えています。今時分になるとそこらじゅうにトイレの香水に似た濃厚な香りを振りまいてくれます。ありがたいことでございます。って、3畝あるうちの庭畑の中心にあって、そこらじゅうが畑なので、このよい香りを嗅ぐ人間がわたくし以外ほとんどいない、という贅沢さなのですが。

「金木犀、銀木犀、クロガネモチを庭に植えるとお金持ちになる」という俗説があるそうな。うち、どの木も4,5mクラスの大木があるんだけどな。お世辞にも「お金持ち」ではないわな。

だけどね、雨風寒さ暑さをしのげるおうちがあって、毎日食べるものに困ってない。今の世の中これほどの贅沢があろうか。ほんとうにありがたいことであります。

・・・・・・・・・・って、それにしても、こんなに「ビンボー」がはやる世の中にいつの間になってしまったのであろうか。まあ、「バブル」とかま――――ったくなじめなかった人間としては、今のほうがはるかにおもしろく暮らしやすい世の中だけどね。

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