椿屋敷のお客様

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2009年12月 7日 (月)

JIN-仁-

Dvc00269  今「JIN-仁-」に夢中。おもしろいなあ。

タイムスリップものって、ホントは苦手なんだけどなあ。ほらよくあるでしょ。「太平洋戦争時代にタイムスリップ!!山本五十六の戦死を阻止して帝国海軍は無敵艦隊。蹴散らすアメリカ。」みたいな。「いつまで死んだ子の年を数えるようなまねしとるんじゃ!」みたいな。

「JIN-仁-」にそんな未練がましさはないな。タイムスリップするのが「自衛隊」とかじゃなく「医者」で、時代が「幕末」だから?坂本龍馬とか勝海舟とか緒方洪庵とか有名どころもわんさかでてくるんだけど、わざとらしくないよね。

「おれは、医学の歴史を変えてしまう。これは許されないことじゃないのか?」と、主人公の南方仁はやたら悩んでます。実際「ありえねーでしょ、この時代に」なペニシリンの精製とか、注射器だの点滴だのアンビューバッグだのの医療器具開発だのやってます。

でも、これが結構おもしろかったりするの。「当時の工業技術レベルで、どこまで精度を上げて開発できるか」ってのをすんごい説得力で表現してるので、「技術大好き」な自分の中のヤマトゴコロをむちゃくちゃ刺激されるの。

あとね、「時代を超えて共通する、医学を頼る人の心」ね。「医者も人、患者も人」ってとことをきっちり抑えてブレが無い。感動するよーーーー!!

どうも、「龍馬暗殺」と南方のタイムスリップとが密接に関係してるらしいんだけど、どうなるんだろうね、これ。安易に幕末史を変えちゃうとつまらなくなるけど、そんな興ざめなことはなさそうだし。とっても楽しみ。

あと、橘咲の綾瀬はるかと、野風花魁の中谷美紀が、とおおってもいいです。

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